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エリザベス女王 豪華な専用列車で移動する際の「ルーティン」が明らかに
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車両は9つ バスルームもある かつてメーガン妃も同乗
今年もクリスマス休暇を、ノーフォーク州のサンドリンガム・ハウスで過ごすエリザベス女王。このときはロンドンから一般の列車に乗って移動する女王だが、公務での長期旅行や夜間移動する際には、まれに豪華な王室専用列車を用いることも。その際に列車内でエリザベス女王が必ず決まった時間に行うことがあるという。英紙が報じた。専用列車は、限られた上位メンバーしか乗車できないが、昨年6月にメーガン妃が女王に同伴して乗車したことでも話題となったことがある。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、英君主が専用列車で初めて移動したのはヴィクトリア女王で、1842年のことだという。現在の列車は9車両あり、エリザベス女王は長期の旅行や夜行などで用いることがある。
車両には、女王専用のベッドルームや居間、仕事を行う部屋、ダイニングや大きなバスタブが設置されたバスルームもある。同紙は、この専用列車での移動の際に御年93歳の女王には非常に厳格な「ルーティン」があると報じた。それは入浴。女王は、必ず決まった時間になるとお風呂に入るというのだ。記事によると、時間は午前7時30分とみられている。その時間帯になると、運転士はより慎重になるという。女王の入浴がスムーズになるように、できるだけ揺れないように注意して運転するという。
この専用列車は、王室メンバーならだれでも乗れるわけではない。フィリップ殿下やチャールズ皇太子、カミラ夫人といった上位メンバーに限られるという。費用もかかるため、専用列車が運行されることはそう頻繁にはない。昨年6月、メーガン妃はエリザベス女王の公務に同伴する際に乗車して注目された。
(Hint-Pot編集部)