カルチャー
「『サムライ』を感じる」 ニュージーランド人が感激 訪日前から気になっていたこととは
公開日: / 更新日:
訪日外国人が日本に興味を持つきっかけは、実にさまざま。念願叶って初めて日本へ来たというニュージーランド人男性は、スポーツ観戦がきっかけで、以前から気になっていることがあるそうです。男性が「『サムライ』を感じる」と話したものとはなんなのでしょうか。
◇ ◇ ◇
以前から日本に興味があり、念願叶っての初訪日
ニュージーランド最大の都市・オークランドから日本を訪れているアダムさん。今回が初めての訪日です。
「以前から日本には興味があったんです。日本は文化も食べ物も、何もかも新鮮で驚きの連続です。すごく楽しいです!」
まずは大阪や京都、高野山、広島などの西日本をめぐりました。京都では神社仏閣めぐりなどを楽しみ、古い街並みにも感銘を受けたそう。「まるで『サムライ』になった気分でした」と振り返ります。
また、広島では平和記念公園や広島平和記念資料館などを訪れ、日本の歴史について考えるきっかけになりました。その後は東京に滞在し、富士山や沖縄にも行く予定です。計3週間滞在し、日本各地を楽しみます。
ラグビー観戦時に聴いた日本の国歌に感動
アダムさんは日本へ来る前から、スポーツを観戦しているときにかっこいいと感じることがあるそう。それは、日本の国歌です。
「日本の国歌は、すごくクールだと思っています。ラグビーか何かの試合で聞きました。『サムライ』を感じるというか……ほかの国のマーチ調の国歌と違って、すごく厳格で静かじゃないですか。それがすごくクールだと思いますね」
「君が代」は、永遠の平和や繁栄が続くよう祈る歌ですが、美しい和の旋律やわずか32文字という短くて潔い歌詞から、アダムさんは「サムライ」を感じたのかもしれませんね。
日本に深い関心を持っているアダムさん。ぜひさまざまな文化や歴史に触れ、日本への理解を深めて帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)