意外に多い、読み方は同じでも漢字が異なる名字。なかでも多様性に富んでいるのが、「さいとう」さんです。ある会社員の男性がその理由を調べたところ、思いもよらない理由だったというエッセイ漫画が、X（ツイッター）で7.6万件もの“いいね”を集め、大きな話題になっています。作者の青木ぼんろ（@aobonro）さんに詳しいお話を伺いました。

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仕事中にメールをしようとしたところ疑問が…

　会社員として働きながら、漫画家としても活動している青木さん。ユニークな視点でありながら、思わず共感してしまう日常の“あるある”漫画が大人気です。このほどXで7.6万件もの“いいね”を集めて大きな話題になった漫画も、仕事中に抱いたふとした疑問がもとになった作品です。

　ある日、「さいとう」さんにメールしようとしていたところ、予測変換にたくさんの漢字が並んで手が止まってしまった青木さん。名刺で確認し、候補をじっと見つめてどの漢字かを探します。

　そんな作業をしながら、「そもそも何でこんなに多いんだ？」と思った青木さんは、インターネットで検索して調べてみることに。その結果、あまりにも意外な理由がわかり、青木さんは心の中で「何してんねん……」と呟くのでした。

「『さいとう』が多すぎる理由」とのコメントを添えて投稿した漫画は、大反響を呼びました。リプライ（返信）には「これマジで困る（笑）」「増殖しすぎw」「めっちゃ笑った」「こりゃ、サイ難でしたな」などの声が。また、「わたなべ」さんなど、複数の漢字があるほかの名字を上げる人も多くいました。