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「そんなに加算されるとは…」 消防局が紹介する病院受診時の「お金にまつわる豆知識」に驚きの声
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体の不調を感じても、忙しかったり「これくらい大丈夫」と思ったりして、病院へ行くのを先延ばししてしまう人もいるでしょう。ただ、悪化させてしまうと、体以外にも負担がかかるかもしれません。尼崎市消防局は公式インスタグラムアカウント(amagasaki.119.fd)で、診療時間外の割増料金について紹介。意外に知らない医療費の内訳に、驚きの声が上がっています。
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「お金の話だけではないと思って見ました」
「みなさんは体調が悪化してしまう前に、病院へ受診することを心がけていますか?」との問いかけから始まる動画。同局では、早めの病院受診を呼びかけているといいます。そこで、6歳以上が初診を受ける場合にかかる「病院受診時のちょっとしたお金にまつわる豆知識」を3つ紹介。
休日や深夜などに加算されることがあるという診療時間外の割増料金について、わかりやすく説明しています。
1. 時間外加算
深夜加算帯を除き、平日の朝8時前や午後6時以降、土曜日の朝8時前や正午以降に病院で受診すると850円加算されます。
2. 休日加算
日曜・祝日・年末年始などに病院で受診すると2500円加算されます。
3. 深夜加算
午後10時~午前6時の間に病院で受診すると4800円加算されます。
これらの費用は、初診料や再診料とは別に加算される場合があるとのこと。また、「日曜日の午後11時に病院を受診した場合」を例に、休日加算と深夜加算が重複するケースなどはどうなるのかについても説明しています。
同様の診療時間外の割増料金については、全国健康保険協会のウェブサイトなどでも紹介されており、地域や自治体による差はないようです。割増料金の加算後に保険が適用されますが、医療費負担が増えることに変わりはありません。
見落としがちな医療費の内訳に、コメント欄には「そんなに加算されるとは知らなかったです」「医療費負担の観点からの、早めの受診のすすめ。説得力ありますね」「お金の話だけではないと思って観ました。早め早めの受診をすることで、病気も悪化しないし、費用も安く済む」などの声が寄せられています。
体調が悪化した際には、迷わず受診することが大切です。一方で、早めの受診や治療で、体やお金の負担が軽減できるかもしれません。不調を覚えたときは自分の体と向き合い、先延ばしせずに適正受診を心がけたいですね。
(Hint-Pot編集部)