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お金が貯まる人と貯まらない人は「財布の使い方」で分かる FPが考える5つのポイント
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お金が貯まる人と貯まらない人――そこにはどのような違いがあるのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの資格を持つフリーアナウンサー・橋浦多美さんによると、財布の使い方一つにもポイントがあるそう。身近な習慣を見直すことで、お金が貯まりやすい生活を目指すこの連載。今回のテーマは「財布」です。
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財布の整理整頓が大切 5か条で見直しを
お金を持って歩くのに大切な「財布」。最近はキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、やはり、皆さんの持ち物のマストアイテムですよね。2022年11月16日(水)は、何かを始めるには良いとされる「一粒万倍日」で、財布の買い替えにも良いといわれている日です。そこで今回は「財布」をテーマに、お金が貯まるコツを紐解いていきたいと思います。
大切なお金やカード類を保管する財布。財布をどう使っているかで、その人のお金に対する考え方は一目瞭然と言っても過言ではありません。では、どんな使い方が良いのでしょうか? 私が考える「お金が貯まる財布にするための5か条」を紹介します。
【お金が貯まる財布にするための5か条】
1. お金は正しいスペースに収めるべし!
財布は、お札やカード、小銭を仕分けられるようになっているのが一般的。もちろん、それぞれがあるべき場所に、きちんとしまわれているのがベストです。
お札のところに、カードやレシートなどが入っているのは明らかにNG。ちゃんと整理整頓されているところにお金は集まるものです。
2. 小銭でパンパンはすぐにやめるべし!
最近は小銭を使う機会も減ってきています。小さめの財布を愛用する方も増えてきていますが、小さくなればなるほど、収納できる量にも限りが出てしまいますね。特に小銭を入れすぎると財布がパンパンになりがち。
この機会に小銭は最低限にして、小さなものを買う際には、電子マネーやおサイフケータイを使うのも手ですね。その方がポイントも貯まり、支払いの時にジャラジャラと取り出す時間も節約できて一石二鳥です。
3. かさばるカード類は別持ちにするべし!
最近は、ポイントカードもアプリを利用されている方が増えています。とはいっても、紙のスタンプカードや病院の診察券、クーポン券など、まだまだ紙類やカード類が手放せないという方も多いでしょう。
そうした場合は、カードケースを別に持つのがおすすめ。財布はシンプルにお金と、免許証といった本当に必要なカードだけにするとすっきりと収まります。
4. レシートは毎日取り出して家計簿に記入するべし!
お買い物の明細としてもらうレシート類。いらないと断るのも手ではありますが、レシートは何をいつ買ったかの証でもあるので、一度もらって、しっかりと家計簿に記録しましょう。
最近は家計簿アプリが超便利です。レシートを撮影するだけで商品名や金額を読み取ってくれるタイプや、記入するだけでグラフ化してくれるなど、いろいろなタイプがあります。すぐに記録することで、レシートを財布に入れておかなくて良くなるので、溜まらないうちにやってしまうのがポイント。毎日の習慣にしてしまいましょう。
5. 定期的に財布のお掃除をするべし!
素材にもよりますが、財布はとても汚れるものですね。お札や小銭はたくさんの人に触れ、言うまでもなくきれいなものではないですし、カード類も意外といろいろなところに触れています。まだまだウイルスとの戦いも続いているので、定期的に除菌ティッシュで拭いたり、中身を出してホコリや小さなゴミを払ったりしてくださいね。
財布を定期的にきれいにすることで、汚れていないか、乱雑な使い方をしていないかを確認できますし、財布を丁寧に使うことにつながり、出し入れもスムーズに、使い心地が快適になります。結果、お金が集まりやすい方向に向かうでしょう。