小さくてふわふわ、そしてまん丸な瞳……子ねこに対し、まるで天使のように愛くるしいと感じたことがある人は多いでしょう。X（ツイッター）では、ねこ用トイレのフチに座る子ねこの後ろ姿が「天使すぎる」と注目を集めています。ねこの保護活動をしている、投稿主の猫家族（@nyanko_kazoku）さんに詳しいお話を伺いました。

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トイレのフチに舞い降りた小さな天使

　ハッシュタグ「#天使すぎる写真を1枚選んで無言で貼る」を添えて、Xに投稿された1枚の写真。そこには、子ねこの愛らしい後ろ姿が写っています。

　体はとても小さいですが、立派な三毛模様が特徴的。まん丸な頭からぴょこんと生えたおみみがとてもキュートです。座っているねこ用トイレの穴よりも小さな体で、フチにちょこんと座る姿は、なんとも愛おしく、まさに天使のよう。

　投稿には、5.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「天使すぎる」「ちっちゃくて尊い」「トイレの上にモコモコ天使がおる」など、の声が寄せられています。

ホイットニー・ヒューストンに似ているホイちゃん

　たくさんの人を魅了したのは、生後推定1か月の女の子「ホイ」ちゃんです。アメリカの歌手、ホイットニー・ヒューストンにおかおが似ていることから、この名を授けられました。

　千葉県市川市でねこの保護活動をしている猫家族さん。実はもともと、妊娠中の野良ねこを保護しようとしていたそうです。しかし、捜索を始めたところ姿が見えなくなってしまいました。それから数週間後、野良ねこがよく現れていた場所を再び訪れたところ、3匹の子ねこを連れた、そのねこがいたそうです。

「三姉妹の子ねこはノミにまみれ、猫風邪で目が開かなくなっていました」

　猫家族さんすぐに、ねこたちを保護することに。ホイちゃんは、とても怖がりで「きっと外では暮らしていけなかっただろう」と、猫家族さんは言います。ホイちゃんは、保護後も2匹の姉妹ねこにくっついて寝ていたそう。

　体調を整え、現在は里親さんに三姉妹一緒に引き取られたホイちゃん。新しい家族のもとで、幸せに暮らしています。これからもきっと健やかに育っていくことでしょう。

　猫家族さんは、インスタグラム（nekokazoku_ichikawa）や、ブログ「猫家族（千葉県市川市で保護猫活動）」でも、保護したねこたちの様子を紹介しています。また、オリジナルアイテムを販売するSUZURI（nekokazoku）のショップも運営中。ひとつでも多くの命が救われるよう、活動を応援していきたいですね。

（Hint-Pot編集部）