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日本は「人への思いやりや敬意のある、本当に美しい国」 イタリア人が訪日で衝撃を受けた光景とは
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ルールやマナーを大切にする日本人の姿勢は、世界から称賛を集めています。日本を訪れ、きれいに整備された街並みや、真面目で礼儀正しい国民性を目の当たりにして、驚く外国人も少なくありません。訪日経験があるイタリア人女性は、今でも忘れられない日本の光景があるといいます。いったい、何を目にしたのでしょうか。
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滞在中に驚いた日本の湿気
イタリアの中部・ペルージャで暮らしているカリンさん。書道に興味を持ったことがきっかけで、日本人が営むペルージャの書道教室に通い、ひらがなやカタカナ、漢字といった日本語を600字以上覚えました。
そんなカリンさんは「自分の勉強した日本語が通用するか試してみたかった」とのことで、40歳になった自分への誕生日プレゼントとして、2015年にひとりで日本を旅しました。しかし、このときはあまり日本語を話せず、英語でコミュニケーションを取ったそうです。
カリンさんが日本を訪れた時期は、8月の終わりから9月中旬。その際、日本の湿気に衝撃を受けました。「髪の毛が常に濡れているような感覚で、気候には驚きました」と、当時を振り返ります。
調和の取れた街並みに感動
カリンさんが滞在中に驚いたことは、ほかにもあります。それは、日本の街並みです。安全かつ美しく整った街の光景が印象的だったといいます。
「街全体に調和があり、スペースは芸術的な設計が素晴らしいと感じました。道路はマニアックなまでにきれいに整備されていて、完璧でした」
また、カリンさんは、順番を守りきちんと整列している様子にも衝撃を受けました。混雑している場所でも列が乱れず、どんなときもマナーを重んじる日本人の姿が今でも忘れられないそうです。
「人への思いやりや敬意のある、本当に美しい国だと思います」と、日本への思いを語ったカリンさん。再び訪日したときは、新たな日本の良さを見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)