動物やアニメなどのキャラクターを模した、おにぎりやおかずが詰まったキャラ弁。子どもからリクエストされ、試行錯誤したことがある人もいるでしょう。X（ツイッター）では、娘のために初めてキャラ弁作りに挑戦したパパに注目が集まっています。クオリティの高さに、称賛の声が殺到。投稿者の黒主くん（@kuronushi_）さんに、詳しいお話を伺いました。

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リクエストはアンパンマン　朝から頑張ったパパ

　黒主くんさんは、2歳の女の子を育てるパパ。ダンボール影アート（R）を手がけ、会社経営を行いながら、家族3人で幸せいっぱいに暮らしています。

　娘さんは保育園に通っており、遠足へ行くことに。そのとき、黒主くんさんは、娘さんから大好きなアンパンマンのお弁当を作ってほしいとお願いされました。お弁当作りをしたことがなかった黒主くんさん。どうしようと悩みますが、かわいい娘のためなら……と奮闘します。

「お弁当なんて作ったことないのに、2歳の娘から『アンパンマンがいい！』ってリクエストされてしまった。朝から不器用なパパが頑張ってみたけど、これで喜んでくれるかな……」

　そんなコメントを添えて投稿された写真には、黒主くんさんの愛情がたっぷり詰まったキャラ弁が写っています。表情が違うアンパンマンのおにぎりが2つと、ばいきんまんのおにぎりが1つ。唐揚げやちくわキュウリ、チーズでハムを巻いたものなどさまざまなおかずが詰められており、ピックにはドキンちゃんやコキンちゃんが。アンパンマン尽くしのお弁当で、娘さんの喜ぶ顔が目に浮かびます。

　初挑戦とは思えないキャラ弁に、なんと20万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「素晴らしい　アンパンマンもばいきんまんもめっちゃリアル!!!」「初めてでこのクオリティはすごいですー!!」「愛ですね!!　娘さん幸せですね」「えげつない完成度やな　もったいなくて食べられません」「パパすごいっ！」など、称賛の声がたくさん寄せられています。

調理時間は約1時間半　娘さんも大喜び

　愛情がたっぷりこもった今回のお弁当。調理時間は1時間半ほどだといいます。アンパンマンやばいきんまんの顔を作るため、海苔を丁寧にカットし、カニカマとはんぺんを丸くくり抜いたものを頬の部分にのせました。初心者とは思えない技ばかりです。

　とくに難しかったのは「ハムとチーズを重ねて巻く部分」と話す黒主くんさん。塩むすびがお気に入りの娘さんの好みに合わせて、おにぎりに具材は何も入れませんでした。しかし、アンパンマンらしさを出すために「顔には薄くしょうゆを塗っています」と、細かいところにもこだわっています。

　こうして完成したキャラ弁には、「（キャラクターの）顔のバランスが整っている」とのコメントも。それを見て、「少しはアートの技術が役に立っていたのかもしれません」と黒主さんは話します。

　できあがったお弁当を見て、娘さんは大満足だったとか。「アンパンマンだ！」と大はしゃぎしていたそうで、それを見て配偶者さんもにっこり。娘さんは、黒主くんさんのお弁当をしっかり完食してくれたそうですよ。

（Hint-Pot編集部）