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メーガン妃とヘンリー王子の写真が「ない」 エリザベス女王のクリスマススピーチで注目される夫妻の写真の行方
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夫妻にとって“困難な一年”は女王の写真セレクトにも影響か
イギリスでは毎年12月25日15時から、エリザベス女王がその年を振り返り、国民に向けて自らの言葉でメッセージを伝える姿がテレビで放送される。その毎年恒例であるクリスマススピーチの収録を行ったことが公式SNSで発表され、スピーチ中の女王の隣に並ぶ写真立てに、ヘンリー王子とメーガン妃、アーチーくんが写る写真がないことに注目が集まった。英大衆紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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威厳溢れる様子で、ロイヤルブルーのドレスに身を包みスピーチするエリザベス女王。例年のようにバッキンガム宮殿の豪華絢爛な応接室で撮影されており、エリザベス女王が座る机には、確認できる限り4つの写真立てが並んでいる。
「プリンス・オブ・ウェールズ」叙任50周年を記念する、チャールズ皇太子とカミラ夫人。今年のクリスマスカードに使われ仲睦まじげな様子が話題になった、ウイリアム王子、キャサリン妃、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子一家の写真。さらに、エリザベス女王の父にあたるジョージ6世や夫のフィリップ殿下のプライベートで撮影されたとみられる写真も並んでいた。
しかし、今年の5月に長男アーチーくんが誕生し、世界中から大きな注目を集めたヘンリー王子一家の写真はどこにも見当たらない。
今年は、ヘンリー王子夫妻にとって困難な一年だった。10月に公開されたドキュメンタリーでは、世間の注目を浴びることに苦悩していることを認め、現在は6週間の休暇に入っている。
毎年恒例の女王の私邸サンドリンガム・ハウスにてファミリーで過ごす伝統的なクリスマスには参加せず、夫妻は現在、メーガン妃の実母ドリア・ラグランドさんも一緒にカナダで過ごしていると報じられている。
王室のコメンテーターであるイングリッド・シュワード氏によると、エリザベス女王の写真セレクトは、ヘンリー王子とメーガン妃を冷遇しようという意図を表している可能性は低いとしており、「王室をスリム化しようというアイデアを表しているようだ」と述べた。
昨年のクリスマススピーチでは、チャールズ皇太子夫妻とウイリアム王子一家、ヘンリー王子夫妻が並んで写る、素晴らしい家族写真が置かれていた。ところが2019年は、ヘンリー王子とメーガン妃の写真が、エリザベス女王の写真セレクトから外されることが多いと記事では伝えている。
(Hint-Pot編集部)