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「冬に感染が拡大する傾向」 新型コロナワクチン定期接種が10月開始 自治体によって「自己負担の軽減」追加策も
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感染リスクを減らすため改めてやるべきこととは
全額自己負担で新型コロナワクチンの接種をする費用は、約1万5000円前後と負担感のある金額の印象。それでも、感染リスクの高い家族がいる場合や仕事の特性、感染した際の医療費負担を考え、自己負担接種を行う人も少なくないようです。
実際に都内で自己負担接種をした人によると、費用は1万6500円。過去の接種時に対応が良かったクリニックを選んで予約し、スムーズに接種できたといいます。
「これまでの接種のときとの違いは、副反応のための接種後15分の待機時間が任意になり、心配のない人は待機せずに帰宅していいことくらい。費用がもう少し抑えられるとありがたいですが、感染した場合のリスクや治療費を考えて、受けたほうがいいと割り切りました。100%防げる方法はないですが、少しでも感染リスクを減らしておきたいので……」
こうした対応は自己判断にゆだねられるなか、新型コロナウイルスに限らずインフルエンザやノロウイルスなど、例年、冬になると流行する感染症は複数あります。
都は「ご自身や周りの方の健康を守るためにも、冬の感染拡大防止のためにも、手洗いや換気、場面に応じたマスクの着用などの基本的な感染対策を心がけてください」と話し、改めて基本的な感染予防策を促しました。
※定点医療機関:新型コロナウイルス感染症の患者数などの発生動向を把握することを目的として、指定された都内419か所(全国約5000か所)の医療機関です。都の場合は、インフルエンザの定点医療機関と同じです。
(Hint-Pot編集部)