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「今にも飛び出してきそう」 愛犬の在りし日の姿を再現 「愛情が十分に伝わってくる」作品に絶賛の声
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「温厚で優しくて、どこに連れていっても大丈夫なとても良い子」
在りし日の、元気で愛らしい大治郎くんの姿を再現した作品。大源マムさんによると、ほかの作品と同様、制作には60時間ほどかかったといいます。
「大治郎を制作するのは初めてではないのですが、ヨークシャーテリアが混ざっているので毛色が複雑で、毎回色を作るのに苦労します。羊毛を10種類くらい使い、色を混ぜて作る作業が地味に大変です」
こだわったのは、駆けてくるときの楽しそうな笑顔。「いつも私に向かって走ってくるとき、あのうれしそうな顔をしていました」と振り返り、目を細めます。
「温厚で優しくて、どこに連れていっても大丈夫なとても良い子でした。怖がりで、ほかのわんちゃんとあいさつが上手にできない子でも、大治郎とならあいさつができて『初めてあいさつできました!』と感謝されることも、たびたびありました」
そんな大治郎くんの不在で、まだ大きな悲しみを抱えている大源マムさん。大治郎くんとの思い出と、作品への多くの反響に力をもらっているようです。
「みなさまからの愛を感じるという温かいリプライを読んで、愛にあふれた幸せな日々が確かにあったこと、つらい時間よりも楽しかった時間のほうがはるかに長く、私も大治郎も幸せだったことを思い出せたような気がします」
家族にたくさんの愛情を注がれて、幸せな生涯を過ごした大治郎くん。遠く離れても、愛を込められた作品として、家族と一緒にいられるのを喜んでいるかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)