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「日本だけだと思ってました」 ジョージア大使が日本にしか見えない母国の風景を紹介 「疑ってすみません」の声も
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秋の風物詩のひとつ、干し柿づくり。まるでオレンジ色のカーテンのように、干し柿が民家の軒先にズラリと吊るされる様子は、日本の原風景といえるでしょう。しかし、こうして干し柿を作るのは、実は日本だけではないようです。ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは、自身のX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)で、母国にも干し柿があることを紹介し、話題になっています。
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「大使のジョークかと思ったら、本当だった!」
「この時期ジョージアの田舎の家々は干し柿がすだれと化します」
そんなコメントとともに投稿された4枚の写真。緑豊かな風景に立つ家には、鮮やかなオレンジ色のものが吊り下げられています。裏側から撮影した一枚には、たくさん連なった柿の実が。今の季節、日本各地で見られる光景ですが、写っているのはジョージアの景色です。
柿は、東アジア原産で日本や韓国、中国に多くの在来品種があるとされ、ヨーロッパやアメリカにも伝わったそうです。英語などで別の呼び方もありますが、欧米でも「KAKI」が一般的なのだとか。
国連食糧農業機関(FAO)の発表によると、2021年の柿の生産量1位は中国、2位スペイン、3位が韓国、4位アゼルバイジャン、5位が日本。原産ではないスペインやアゼルバイジャンが、日本よりも上位となっています。
ちなみに、ティムラズさんは過去の投稿によると、「ジョージアにある柿は日本の種類の柿がほとんど」とのこと。
あまりにも日本的な光景が、遠く離れたジョージアだという驚きに、2.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「ジョージアにも柿があるんですねー」「『干し柿』を作るのは日本だけだと思ってました」「大使のジョークかと思ったら、本当だった!(疑ってすみません)」「ジョージアでも干し柿を食べるのですか! 知らなかった」などの声が。
また、「見事な柿すだれですね」「こちらの光景、うちの周りや甲州市でも見られます でもジョージアの干し柿のほうが丸くてかわいくて童話の世界に出てきそうです」といった地元の風景のようだという声も多数、寄せられています。
(Hint-Pot編集部)