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ミントだけではない 地植えをしてはいけないハーブ 意外と知らない繁殖力が強い理由とは
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教えてくれた人:のなか りえこ
プランター栽培や室内のインテリアとしても人気のハーブ。庭を演出するために地植えをしたいと考える人もいるでしょう。庭のハーブの香りや彩りで季節の変化を感じることができるのも、地植えならではの魅力でしょう。ただし、ミントなど繁殖力が高いものは、地植えをするとほかの植物のスペースも占領してしまうので注意が必要です。気がついたら、一面はびこってしまい管理が大変になるハーブも。フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんに伺いました。
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「ほったらかし」で育つ植物はどうやって増える?
植物のなかには安易に庭に地植えをすると、ほかの植物の成長を阻害したり、繁殖しすぎて管理が難しくなったりするものもあります。「ほったらかし」で育ちやすい植物は主に、自然に種を落下させて発芽させる「こぼれ種」のもの、また土中で根を横に広げながら伸びていく「地下茎」のものです。
とくに「地下茎」の植物は、繁殖力や生命力が強く、あちこちから芽を出し、ぐんぐん成長していきます。そのため気づいたら庭全体をはびこっていて、大変なことになっていた、ということも起こり得ます。
ハーブとしてガーデニングで親しまれる品種のなかにも、こういった繁殖力が強いものがたくさんあります。もっとも知られているのはミント類です。ミントの仲間は多く、代表的なものとしてはペパーミントやスペアミント、モロッコミント、アップルミントなどがあります。
ミントは、こぼれ種でも繁殖しますが、地下茎から新しい芽を地面から出し、どんどん広がっていきます。このため、ミントを地植えにすると予想以上の範囲に広がり、ほかの植物のスペースを圧迫することも。単に引き抜いても、地下茎を通してどんどん増えてしまいます。