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「イタリアにはなかなかない味わいでした」 10年ぶりに日本を訪れたイタリア人が絶賛した日本グルメとは
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外国人観光客が日本を訪れる理由はさまざま。10年ぶりに日本へ来たというイタリア人は、前回の訪日ではできなかった観光を楽しんでいました。そんななか、気に入った食べ物もあるといいます。それは、母国にはない味わいだったそう。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。
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京都の風情を満喫
10年ぶりで2回目の訪日だという、イタリア・フィレンツェ出身のアンドレアさん。前回の訪日は仕事が目的だったため、観光する余裕がなかったといいます。今回は、パートナーのパトリツィアさんとともに、15日間で日本を満喫する予定です。
すでに東京から白川郷や金沢へ足を運び、京都もめぐってきたふたり。パトリツィアさんは今回が初訪日で、日本の情緒あふれる街並みにすっかり魅了されている様子でした。
「今のところ、お気に入りはやっぱり京都かしら。嵯峨野の竹林が続く道は圧巻だったし、金閣寺のきらびやかさにもびっくりしたわ」
「とてもフレッシュ!」 魚の新鮮さに驚き
今回はゆっくり観光ができ、「大満足」というアンドレアさん。日本食も堪能しているようで、とくに、日本の魚の新鮮さに驚いていました。
「魚がとてもフレッシュ! 刺身や寿司がおいしいのはもちろんだけど、グリルするなど、火が通っている魚であっても、どれくらい新鮮なのかよくわかります」
海に囲まれた島国である日本には、新鮮な魚に恵まれて発展した食文化があります。アンドレアさんは、職人たちの技術が魚の質の良さをより際立たせていると感激していました。
ほかにも、ふたりには気に入った日本の食べ物がありました。母国にはない味との出合いに、衝撃を受けたようです。
「お好み焼きがおいしかったですね。塩気のあるパンケーキのようだけど、野菜がたくさん入っていてヘルシーだと感じました。ソースにもいろいろな味やスパイスが混ざっていて、イタリアにはなかなかない味わいでした」
これから、大阪や神戸などの観光を計画しているふたり。残りの滞在でも、日本ならではの食文化にたくさん触れてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)