上手に焼けたパンケーキに感激

　8歳と5歳の男の子の母親であるパナ子さん。この手紙を受け取ったとき、心のこもった文章にとても驚いたそうです。

「遅くに帰宅したら家族はみんな寝ていたのですが、電気をつけた玄関で、このお手紙が目に飛び込んできました」

　幸せな気持ちで返事を書き、その日は就寝。次の日の朝、息子さんはリクエスト通り、パンケーキを焼いてくれました。

「まだ寝ぼけ眼でゴロゴロしていると『今焼き上がったよ！　あったかいうちに食べて』と起こされました。とても上手に焼けていて、本人は満足げな表情でした」

　パナ子さんは今回の投稿をした理由について、「まずお手紙にほっこりして、翌朝本当にパンケーキも焼いてあって……。私って幸せ者だなぁと思いながらポストしました」と教えてくれました。

3歳から料理を始めた息子さん

　息子さんは3歳頃から料理に興味を持ち始め、専用の包丁で調理をしているといいます。これまで何度も親子で料理を作ってきました。現在では「みそ汁やサラダ、炒め物くらいでしたら全工程ひとりでできます。最初は危なくてずっとそばで見守りましたが、今は安心して任せられます」というからすごいですね。

　最近は宿題などで忙しく、ふたりで台所に立つ機会が減っているそう。それでも一緒におやつ作りをすることもあり、親子のコミュニケーションツールとしても、料理は重要なものになっているといいます。

　今回、多くの反響を呼んだことに対して「正直なところ、たくさん誉められて驚きました。我が家ではお手紙も料理も自然な流れではありましたが、多くの方に肯定的なリプをいただき素直にうれしかったです」と、パナ子さん。息子さんたちとのにぎやかな日常について、noteにもエッセイを掲載しています。素敵なパナ子さんとご家族の今後に、これからも注目したいですね。

（Hint-Pot編集部）