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「アメリカ人にとっては手頃な価格」 東京ディズニーランドにハワイからの旅行者が増えている理由とは
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アメリカ・ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現地で2人の子どもを育てている45歳・主婦ライターのi-know(いのう)さん。円安の影響もあり、今年の夏から冬にかけて、日本に旅行するアメリカの友人が倍増。彼らの旅の感想を聞き、日本の良さを再発見させられたといいます。そこで、第19回は「外国人が驚いた! 東京ディズニーリゾート」です。
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年に一度は旅行へ行くロコ 最近のトレンドは日本
太平洋のど真ん中にポツンと浮かぶ島、ハワイ。旅行に行こうと思えば飛行機に乗らなければいけないので、大金が出ていくのは必須です。そんな不便な環境ですが、ロコ(地元民)は一年に一度、ハワイ以外の都市に旅行する家族がほとんどで、コロナ前まではラスベガスが旅行先のド定番でした。
ハワイからラスベガスまでの飛行時間は約6時間なので、約9時間かかる日本に行くより近いですし、国内旅行なのでパスポートがいりません。しかも以前は、往復航空券&カジノ付きホテルのパッケージ旅行が、お手頃な値段で購入できたそうです。
ところが、2024年に変化が! あちこちの友人知人、公園で立ち話をした人など、多くのロコがバケーション先として日本を選んでいます。しかも、今まで日本に行ったことがない人がほとんどで、とくに日本の文化が好きというわけでもありません。
理由はいくつかありますが、まずは円安の影響、そしてアメリカが前代未聞の物価高なので、ラスベガスより日本に行くほうが安いからです。
もうひとつの理由は、「みんな日本旅行に行っているから(自分も行っておかないと)」。“ゴーイングマイウェイ”なイメージだったアメリカ人でも、流行りものや周りの人たちから影響を受けているのは、かなり意外でした。
ちなみにJNTO(日本政府観光局)の発表によると、2024年1月~9月の訪日外国人旅行者数は、コロナ前の2019年1月~9月の累計と比べて10.1%増の約2688万人だそうです。