どうぶつ
柴犬が「途方に暮れてて救出したわ!!」 新雪に踏み込みフリーズ 雪にまみれる姿に「南極の探検家」の声
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日に日に寒くなり、冬の訪れを感じる今日この頃。北海道や東北などでは、雪が降り始めた地域もあるでしょう。X(ツイッター)では、雪に埋もれて困惑する柴犬が話題になっています。どうやら、身動きが取れず途方に暮れてしまったようです。愛らしい一枚について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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新雪に「ズボッと埋まっちゃったのかしらん」
「わんこは途方に暮れることあんまないよなぁ。いや、初めての新雪に雪が沈むなんて知らずに途方に暮れてて救出したわ!!」
そんなコメントとともに投稿された写真には、雪に埋もれた柴犬が写っています。「途方に暮れてたので救出シリーズ」は、Xの愛猫家の間で流行っている投稿。爪が引っかかってしまうなど、身動きが取れなくなって途方に暮れるねこたちの愛らしい様子が、続々と集まっています。
今回の主役は、1匹の柴犬。降り積もった雪の中に入っていったものの、進めなくなってしまったようです。険しい表情が、どうにもならないことを物語っているようにも見えます。
投稿は話題になり、3万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「JAF呼ばなきゃ」「南極の探検家か、昔の八甲田山の雪中行軍みたいになっていますね」「柴って雪好きだよねぇ~かわいいなぁ」「ズボッと埋まっちゃったのかしらん」など、多くの声が寄せられています。
うっかり新雪に踏み込んでしまった岳くん
雪の中でフリーズしていたのは、2歳の柴犬「岳」くんです。暴れん坊で甘えん坊という、無邪気な性格の男の子です。
話題の写真が撮影されたのは、昨年のことでした。岳くんと飼い主さんは、長野県の「黒姫高原スノーリゾート」という、いぬとスキーができるスキー場を散歩していました。スキー場はオープン前だったこともあり、50センチほど雪が積もっていたそうです。
「ゲレンデを散策できる『お散歩チケット』を購入して歩いていました。積もった雪を圧縮している場所とそうでない場所があり、岳がうっかり新雪に踏み込んでしまいました」
そのときの岳くんの様子を、飼い主さんは振り返ります。
「全身がすっぽり雪にハマってフリーズしていました。数十秒もがいていたので、ハーネスを掴んで救出しました」
そのあとの岳くんは、バツが悪かったのか、何事もなかったかのように歩いていたそうです。
「新雪が初めてだった岳は、雪を踏んだら沈むとは知らなかったようです。歩いていた雪面が沈んだので、相当驚いたと思います」
そんな岳くんは、山道を歩くことが大好き。ただし、雨が降ると体が濡れてしまうため、散歩を“拒否”することもあるそうです。雪の日はどうなのでしょうか。
「雨よりは雪のほうが好きなようです。でも、トイレスポットである草むらが雪に隠れてしまうため、納得のいく場所が見つけられず、トイレスポット探しは難航します」
昨年は新雪の洗礼を受けた岳くん。今年は雪に埋もれることなく、散歩を楽しむことができるといいですね。
○取材協力:岳 柴犬(@hikingshibaGAKU)さん
(Hint-Pot編集部)