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「その手があったのか」 長ネギをベランダで育てる方法 目からウロコのテクニックに驚きの声
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成長点が見えたら、容器と土を足すのがポイント
投稿者さんが、「トーテムポール栽培」を始めたのは7月のこと。100円ショップで販売されている、2袋100円の種からスタートしました。
「ベランダ菜園ではなかなか取っつきづらく敬遠されがちな長ネギを、どうしたら身近なものにできるのか。何か身の回りにあるもので栽培できないかと考え、思いついたのがカップ麺の容器を使ったトーテムポール栽培でした」
大きく育てるコツは、長ネギの成長点が一番上の容器のフチを越えたら、容器と土を追加すること。このとき「成長点が埋もれない位置まで増し土をするのがポイント」です。定期的な水やりはもちろん、10日に一度ほど液体肥料を与えているそう。こうして約5か月で、根の長さを除き110センチほどまで成長しました。
この栽培方法の最大の利点は、なんといっても省スペース。また、お世話も楽だと投稿者さんはいいます。
「水やりをするとき、根がある容器のフチから水を与えればいいので、かなり楽だと感じます。また、風で煽られた際に倒れないよう、容器と容器の間に割り箸を差し込んでいるのですが、これだけでかなりの安定感があります」
「どこまで成長するかチャレンジするかも」
息子さんとともに育てたこのネギは、大晦日の年越しそばの具材として使う予定です。そのため、現段階で積み上げている7段目で収穫するつもりなのだとか。
「高さとしては、140センチくらいまで育ってくれたら本望です。使いきれないであろう2株は、そのまま残して、どこまで成長するかチャレンジするかもしれません」
ベランダで30種類もの野菜を栽培しているという投稿者さん。Xと同名のYouTubeチャンネル「ぽたろうの家庭菜園HACK」でも、その工夫を紹介しています。
天候の影響などで、野菜の価格が不安定な日が続いています。こうした材料費をなるべくかけない家庭菜園のライフハックを有効活用したいですね。
(Hint-Pot編集部)