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義姉から突然のお年玉終了宣言! 子どもたちの年齢や人数の違いに悩む女性「少額でもいいからお年玉を渡してほしい」
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姪の大学卒業を機にお祝いからお年玉まで一切なしに
“事件”が起きたのは、2019年のお正月のこと。まきさんの兄・圭太さんの長女が大学4年生で就職も決まりお祝いムード。大人達はお酒を呑みながら和やかに話していると、まきさんの父が姪に対し「お年玉も今年で最後だな」と言ったことが発端でした。
「父の言葉を聞いた義姉が突然、『これを機にお祝いもお年玉も全部なしにしましょう』と言い出したんです」
圭太さんの結婚式の時、まきさんは高校生だったのでお祝いがないのは仕方がないにしても、その後、まきさんが社会人になったにもかかわらずお祝いが全然なかったこと。まきさんの子ども達と兄の子どもではお年玉をもらうようになった年齢が違う上、3人きょうだいで、年数も人数も違うことなど、これまでに溜まっていた不満をぶちまけられたそう。
堰を切ったように話す義姉と冷めた目でまきさんを見つめる姪達。義姉を止めようとしていたのは圭太さんだけだったそうで、まきさんはいたたまれない気持ちになったそう。
「もちろん、私も人数や年齢差を考慮して多めにお年玉を渡してきたつもりなんです。でも、下の姪が高校生になったときから、ひとり1万円渡すのは辛いなと思っていたんですよ。そうしたら、兄からは、3人の子どもを育てているわけだし、無理しないでいいと言われて……」
まきさんは専業主婦なため、共働きの兄夫婦に甘えてしまっていたと今になって後悔しているそう。少額でも新年を祝う気持ちだからと準備したお年玉を姪達に渡し、その場は何となくおさまったそうですが、この春、中学校に入学したまきさんの長子へのお祝いはなかったそう。
「義姉が『今、取りやめれば払った金額がイーブンだ』って言ってましたが、なんだか腑に落ちません」
夏に兄夫婦は姪の初めてのボーナスで家族旅行に行ったそうで、お盆に顔を合わせることがなく、いよいよ迎えるこのお正月は“事件”以来、初めて顔を合わせる機会になるそう。お祝いはないにしても、子ども達の気持ちを考えると少額でもいいから、今後もどうにかお年玉を渡してもらえないかと頭を悩ませているそうです。
(Hint-Pot編集部)