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「日本はどこに行っても人が多い」 それでもハワイの人が行ってしまう人気の温泉地とは
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アメリカ・ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現地で2人の子どもを育てている45歳・主婦ライターのi-know(いのう)さん。円安の影響もあり、今年の夏から冬にかけて、日本に旅行するアメリカの友人が倍増しているそうです。ほとんどの人が日本を大好きになって帰ってきますが、不満もちらほら……。そこで、第21回は「アメリカ人が温泉宿で受け入れられないモノ」です。
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学校を休ませて旅行することが多い
アメリカの学校では、日本にはない秋休みが10月に約1週間、設定されています。11月末にはサンクスギビング休みがあり、土・日曜日を含むと4連休。サンクスギビング休みが終わり、「やっと学校に行ってくれたー!」と思ったら、クリスマス前から2週間の冬休みに突入します(土・日曜日を入れると16連休……)。
こうした連休を利用して旅行の予定を組むのは、日本もアメリカも同じですが、大きく違う点があります。それは、アメリカ人の場合、連休にプラスして、子どもに学校を数日休ませて旅行するケースが多いことです。
長期休みが近づくと「学校を休んで旅行する場合は、事前にお知らせください」と、先生がメールをくれることもあるほど。今年のサンクスギビング前、ロコ男の友達はなんと6日間、学校を休んで旅行していました。
しかも、その子どもは学校の勉強に追いつけていないらしいので「よく休ませたなぁ~」と思ってしまいます。“勉強より経験”という価値観を持つ人が、アメリカには多いのでしょうね。
ちなみに小学校の場合、「1年間の欠席日数は15日間までが推奨」とスクールブック(校則)に書かれています。