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束を利き手で持って渡すのはマナー違反? 渡すときの適切なタイミングとは プロに聞いた
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
花束を選ぶ際の注意点とは
花束は当日に用意するのではなく、あらかじめ花店に行って希望を伝え、予約をするのがおすすめです。会場に配送という形にもできます。
花束選びで注意したいことは、あまりにも豪華で大きいものにしないことです。受け取った相手が自宅まで持ち帰らなければならない点も、きちんと考慮しておきましょう。持ち帰るのが大変ですし、その後のお世話に手間もかかります。予算との兼ね合いもあると思いますが、高価な花を使って、ゴージャスでコンパクトな花束にするのも良いでしょう。
選ぶ花は、受け取る相手の好みがあればその花を選ぶのが一番ですが、とくにない場合は、花店のスタッフにイメージや希望を伝えてアレンジしてもらうとスムーズです。花言葉、タブーの色や花などが気になる場合も相談してみましょう。
送別会やパーティーなどの花束に選ぶと華やかになるのは、次の3つです。
○バラ
バラは「花の女王」といわれる代表的な花で、贈り物として人気です。色が豊富で、赤をはじめピンクやイエロー、オレンジなど明るい色を選ぶと、華やかさがアップします。
○アマリリス
アマリリスは、まっすぐ伸びた茎先に大輪の花を数輪、放射線状に咲かせるのが特徴です。色は白やピンク、サーモンピンク、赤、複色など多様で、咲き方も一重咲きから八重咲きまでさまざま。花びらは先のとがったものや、全体的に丸みを帯びたものもあります。
○ダリア
ダリアは品種が多く、豪快で力強い大輪から可憐な小輪まであります。咲き方も、一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなどがあるので、好みで選びましょう。色は赤や紫、オレンジ、ピンク、白、複色など明るい色もありますが、ダークな色合いも人気です。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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