どうぶつ
「表彰式の背後で…」 様子を見守るサラブレッドに爆笑 まさかの光景に「彼氏の風格」の声
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祖父はディープインパクトの元競走馬
話題の一枚に写っていたのは、牡馬で10歳の「アレンデール号」です。日本中央競馬会(JRA)において「ゲンパチケンシン」の名前で活躍していた元競走馬。なんと、祖父はディープインパクトというサラブレッドです。
今は競馬を引退して、馬場馬術や障害馬術で活躍。写真を投稿した成蹊大学馬術部の担当者さんによると、「人懐っこい性格で部員たちの人気者です」とのこと。
写真が撮影された日、部員たちは武蔵野市民大会という交流試合に参加。その表彰式が行われている最中、アレンデール号が様子をうかがうように馬房から顔を覗かせたそうです。表彰されていた部員たちは、アレンデール号のお茶目な行動にまったく気づかなかったといいます。
「写真を見て、アレンデール号がこんなことをしていたのかと驚きました。『僕も表彰してほしい』と言わんばかりの表情に、思わず笑ってしまいましたね」
部員のほぼ全員が乗馬初心者 「馬術部にしてはゆるい雰囲気」
成蹊大学体育会馬術部は、部員18人、馬5頭で活動中。毎朝7時半から馬の世話を始め、トレーニングを行っています。馬のことを第一に考えた活動は決して簡単ではなく、続けられずに辞めてしまう人もいるそう。今回の反響を受けて、「次年度の新入生がたくさん入ってくれることを期待しています」と担当者さんは話します。
「春の桜祭、秋の欅祭にて、馬術部の馬とふれあえる機会があります。乗馬やニンジンあげなど、貴重な体験ができます。馬が好きな高校生は体験に来て、ふれあってみてほしいです」
担当者さんによると、部員のほぼ全員が乗馬の初心者だったそう。今後の目標は、関東で団体6位になること。部員同士がともに過ごす時間も多く、「馬術部にしてはゆるい雰囲気」のなか、チームワークを高めています。
早朝からの活動を毎日重ね、結果を残す馬術部のみなさん。これからの活躍に注目したいですね。
(Hint-Pot編集部)