どうぶつ
「人で換算すると108歳くらいかな」 23歳の地域ねこに大反響 若々しさの秘訣はマッサージ
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特定の飼い主がいなくても、地域に愛され適切に管理されているねこのことを「地域ねこ」と呼びます。X(ツイッター)では、23歳とは思えない、若々しい地域ねこが大きな話題に。マッサージを施すなど、愛情を持って日々接しているという、投稿者のネコ課長(@bucchang22)さんに詳しいお話を伺いました。
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毛もツヤツヤで目力もある黒ねこに注目
「おばあちゃん23歳 わしゃ気分がええ お前らの願い叶えたるから言うてみ(俺の膝の上)」
そんなコメントが添えられた投稿には、1匹の黒ねこが写っています。毛ヅヤが良く、目力もあり、とても若々しい印象ですが、実は地域ねこ。しかも、23歳というから驚きです。
投稿は大反響を呼び、2.6万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「人で換算すると108歳くらいかな すごいね長生きしてほしいね」「おばあちゃん、とても若々しいにゃ」「お美しい。そして、何よりも元気そうなのが素晴らしいです」など、多くの声が寄せられています。
2002年に建った近所のおうちを拠点に
投稿者のネコ課長さんによると、このねこは自宅から徒歩1分のところにある、ご近所さんのおうちを拠点としている地域ねこだそう。「おばあちゃん」と呼ばれ、愛されています。ネコ課長さんが出会ったのは3年前で、引っ越しをしてから1か月ほど経った頃のことでした。
「ある日、散歩がてらここを通ると『んにゃ! んにゃ!』と低く野太い声が足元から聞こえ、下を見るとおばあちゃんが足にスリスリしていました。『外ねこでこの人懐っこさ、この鋭い眼光、これは只者ではない』と思い、ご近所さんに話をうかがいました」
それによると、2002年にご近所さんがおうちを建てたところ、おばあちゃんがやってきたそう。その時点で成猫だったため、23歳以上であることは間違いないようです。
「ご近所さんいわく、当初は家ねこにしようと思い、家の中に迎え入れたそうです。ところが、外が好きで何度も脱走するため、ガレージにねこハウスを作ったところ、そこに住みつき自由に暮らすようになったそうです。賢くて人懐っこい性格で、いろいろな人からかわいがられるようになったため、地域ねことして大切に育てることにしたとのことでした」