カルチャー
アメリカの学生が「めったに見ることができない」「断然、日本」 心引かれた“お土産候補”とは
公開日: / 更新日:
アメリカの若者が、日本旅行で“これが欲しい”とウキウキ気分――。ニューヨークからやって来た22歳の男子学生は、文字通りに目を輝かせています。日本の「伝統文化」に心を引かれ、ぜひ買ってみたいお土産とは。
◇ ◇ ◇
「東京はニューヨークよりビッグだと思うよ」
ニューヨーク出身のサム・ワイナーさんは、日本旅行の初日から東京・築地を散策。冬の寒い1日になりましたが、海鮮市場の活気とにぎわいを感じて笑顔いっぱいです。
「東京ってこんなに大きい街なんだって驚いたよ。ニューヨークよりビッグだと思うよ。日本はビーフに酒など、グレートな食ばかり。日本人は礼儀正しく、丁寧。どこをとっても素晴らしいと感じているんだ」。早速、日本の食文化や“おもてなし”にぞっこんの様子です。
日本生活で驚嘆したものがあるそうです。そう、トイレです。「トイレがきれいで、気に入ったんだ。日本のトイレには水が出てくる設備があるよね」。ウォシュレット機能に太鼓判です。「アメリカのトイレにはあまりないかな。なぜなのかって? 分からないけど、アメリカはそこまで発展していないんだと思うよ(笑)。アメリカのトイレより断然、日本のトイレだね。お土産に持って帰りたいかどうか? 答えは『イエス』だよ」。ちょっぴりジョークを交えながら教えてくれました。
アメリカンフットボール観戦が大好きで、「日本のスポーツと言えば野球だよね。ショウヘイ・オオタニ(大谷翔平選手)はもちろん知っているし、ロウキ・ササキ(佐々木朗希投手)にも注目しているよ!」。世界に羽ばたく日本の野球選手の話題もしっかりチェックしているようで、スポーツ好きな一面も見せてくれました。
そんな日本文化に魅了されたサムさんが、「ぜひ手に入れたいんだ」と所望するものがあるそうです。
「カタナ、日本刀が欲しいんだ。伝統に加えて、美しさが感じられるからさ。それに、アメリカではめったに見ることができないからね」。
日本刀の取り扱いには注意が必要ですが、日本の伝統美と歴史を象徴する工芸・美術品の1つとして、世界的な人気が高まっています。学生時代に訪れる日本で、よりたくさんの和の文化に触れてほしいですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)