海外から「几帳面」や「勤勉」といったイメージを持たれ、丁寧な対応を称賛されることが多い日本。さまざまな国で暮らしたことがあるというフランス人男性は、日本が「トップクラスだ」と、ある経験を通して大絶賛しています。男性がそのように感じた光景とは。

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フランスの自宅を飾るお土産を探し散策中

　フランスの首都・パリの郊外から出張でやって来たシルバさん。過去には仕事の関係で2年ほど日本に住んだこともあるそう。出張だけでなく、家族旅行でも日本を訪れるほどの親日家です。

　話を聞いたとき、シルバさんは仕事の休みを利用して、古美術店や現代アートのギャラリーなどが集まる東京の京橋・日本橋の骨董通りを散策中。そこで、家族の待つ自宅へのお土産を探していました。

「日本の伝統工芸品など、家に飾れるものに出合えたら買いたいと思っています。前回、家族と旅行に来た際にもたくさんのものを買いました。妻は日本の紙製品や折り紙を気に入っていましたね。私も包丁をいくつか買いました」

　家族も日本のお土産を楽しみにしているようで、このあと「家族から長い“欲しいものリスト”が届くはずです」と家族からの連絡を待ちつつ、散策を楽しんでいました。

「スピードや効率だけではない」日本の良さ

　日本以外にもさまざまな国で暮らしたことのあるシルバさんは、何度も引越しを経験しています。そのなかで、日本に特別な印象を持っているそう。

「いくつかの国に住んでいたことがあるのですが、引越し業者のクオリティは日本がトップクラスです！　アメリカもスピードや効率が良いと思いましたが、日本はそれに加えて丁寧な梱包など作業の質が高い。パッキングして運び出したあとに、その場所をきれいにしたりもしますよね。引越し業者の人も礼儀正しいですし、ほかの国ではそうそう同じようにはできないですよ」

　日本の引越し業者は、家財や部屋を傷つけないよう細心の注意を払い、丁寧に搬入してくれるのが一般的です。梱包から運搬、荷ほどきまで、引っ越しの一連の作業を引き受けてくれるサービスがある業者も。

　一時は、新居に外の汚れを持ち込まないために、くつ下履き替えサービスが流行るなどなど、日本では細部に至るまで顧客目線でサービスが提供されています。そんな日本の引越し業者のレベルの高さに驚く外国人は少なくないようです。

　今回は仕事で訪日しているシルバさん。またぜひ家族とともに日本を満喫してほしいですね。

（Hint-Pot編集部）