どうぶつ
「今年はセミずっといるな」 柱に掴まり静止する黒ねこ 季節はずれの“擬態”に反響
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ねこは高い場所が大好き。おうちの中で、柱を使って移動することもあるでしょう。X(ツイッター)では、柱に掴まるねこが別の生き物のようだと話題に。ねこと暮らす人にとっては“あるある”な光景だそうです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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柱に止まる冬の“黒いセミ”
「今年はセミずっといるな」
そんなコメントとともに投稿された写真には、セミでなく、ねこが写っています。家の柱にしがみつき、両前足を柱にしっかりと固定。後ろ足の爪を立ててバランスを取るポーズは、まるで木に止まるセミのようです。
凛々しい横顔は、何かを考えているようにも。ただ、セミのように激しい鳴き声を上げることはなさそうです。
なんともユニークな写真が投稿されると、5.4万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「我が家も年中無休でセミがいます」「かわいらしいセミさんですね」「そろそろ脱皮して羽が生えたりして? かわいい天使だからね~」などの声が寄せられています。
狙っていたのは柱の上にある棚
季節外れのセミに“擬態”していたのは、黒ねこで8歳の「キキ」くん。気まぐれな性格で、飼い主さんの気を引くのが得意な男の子です。
そんなキキくんは、遊びモードのスイッチが入ると、おもちゃに夢中になったり、柱に登ったりして、元気いっぱいに体を動かします。話題の写真が撮影された日も、柱の上にある棚を目がけて、勢い良く柱を登りました。
ところが、突然登るのをやめて、柱にしがみついたまま静止してしまったといいます。
「途中休憩なのか、ピタッと止まる瞬間があります。勢い良く飛びついたものの、ちょっと疲れたのかもしれません」
10秒ほど経ったところで、再び動き始めたキキくん。棚へ到達すると、お気に入りの場所でリラックスしていたそうです。