手のひらにちょこんとのった、小さくて黒い塊。ふわふわな毛玉の正体は、生後まもない子ねこです。足やシッポが隠れ、どんな表情をしているのかもわからない写真が、ツイッター上で2.4万件もの“いいね”を集めて話題になっています。このときの状況などについて、飼い主のノビター（@00shitemita）さんに詳しいお話を伺いました。

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里親募集を知り、知人のもとへ

　ノビターさんの手のひらで丸くなって眠る小さな黒ねこ。先日保護されたばかりで、生後半月ほどの男の子「コンブ」くんです。

　コンブくんは5月中旬頃、ノビターさんの知人に保護されました。里親が募集されているのを知ったノビターさんは、すぐに連絡をして引き取りに行ったそう。話題になった写真は、その日に撮影されたものでした。

「保護した知人が住んでいる山梨県まで、車に乗って向かいました。その帰り、疲れたのか、それとも少し僕に慣れてくれたのか……手の中で眠ってくれたのがうれしくて思わず撮りました。でも、ただの黒い塊にしか見えませんでした」

　新しいおうちに向かうなか、コンブくんはきっと不安な気持ちでいっぱいだったでしょう。少しでも安心してもらおうと、手を差し伸べていたノビターさんの気持ちが伝わったのか、コンブくんは手のひらに顔をうずめたまま眠ってしまったのです。

　その姿を収めた写真は、ノビターさんの温もりと優しさがあふれています。しかし、残念ながらコンブくんの顔はノビターさんの手のひらにすっぽり収まり、かわいい寝顔も手足も見えない状態に。まるで小さな毛玉のようになったコンブくんからは、すやすやと寝息が聞こえてきそうです。

　ノビターさんが写真をツイッターに投稿すると、2.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「なんですか!?　このふわふわのかわいい毛玉ちゃんは」「何この毛玉!!　黒ねこ好きの私にはたまらない……」、「黒ねこ“あるある”『どこが何だかわからない』」などの声が上がり、かわいすぎる姿にメロメロになる人が続出しています。