どうぶつ
愛情100%の手編みマフラーを巻いたお散歩ねこが話題 「誇らしげに着こなしていらっしゃる」
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深まる秋。本屋さんに編み物の本が並び始め、色とりどりの毛糸が100円ショップにもディスプレイされる季節となりました。今年は感染症対策のためにもむやみにでかけず、おうち時間を満喫したいところ。時間をかけたり、材料を揃えたりするのが難しそう、とこれまで編み物を敬遠してきた人も挑戦してみるチャンスかもしれません。愛猫のために編んだマフラーが話題となっている、イラストレーターのホマ蔵(@homa0814)さんにそのコツを聞きました。
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里親募集で出逢ったミミちゃん 元気でムキムキの秘訣は日課の散策
マスタードイエローのマフラーがばっちり決まっているのは、ホマ蔵さんの愛猫、5歳の女の子「ミミ」ちゃん。里親募集サイトを通じてミミちゃんをお迎えすることに。引き取ったのが7月の夏だったことから、セミのミをとって、ミミと名付けました。
ミミちゃんは元気でムキムキに成長中。その秘訣や、ねこ用マフラーの編み方を質問しました。
Q.マフラーの編み方を教えてください
「表編みと裏編みを1段ずつ交互に行う、メリヤス編みしたものにフリンジを付けました。長さは55×6cm程度。仕事の合間に少しずつ編んでいるのですが、制作時間の合計はたぶん4時間くらいです」
Q.道具や毛糸選びのポイントは?
「棒針は100円ショップでも売っていますよ! なかなか気に入った色味のものが見つからず、イエローの毛糸は手芸屋さんにて1玉380円で買ったものですが、普段は100円ショップの毛糸を使うことが多いです。今回は、落ち着いた色味を探して、この毛糸にたどり着きました」
Q.リードを付けてのお散歩の頻度と時間は?
「朝9時に10分ほど玄関付近でのんびり。夕方も同じように玄関の近くを散策します。その後、18時くらいに近所を200mほど散歩しています。毎日そんな感じです。時々、車でドライブをしたり、一緒に山を登ったり、観光地を散策したりしています」
Q.お散歩用の持ち物はありますか?
「必ずねこにリードを付けて、ねこ用の鞄を背負っています。散策中は、歩かせたり肩に担いだり鞄に入れたりしています。ミミはドライブも好きなようで、車にトイレを積んでおけばそこで用を足しますし、半日以上、車の中で過ごすことも苦ではないようです」
マフラーを巻いてお散歩をするミミちゃんの姿は話題となり、「惚れ惚れするような美猫さん!」「誇らしげに着こなしていらっしゃる」など、たくさんの感想が。また、海外の人からもコメントが寄せられています。
インスタグラム(homazo)でも、ミミちゃんとのお散歩風景やまったりしたおうち時間を披露しているホマ蔵さん。ミミちゃんへの想いの深さが伝わってきます。寒さが厳しくなっていくこれからの季節ですが、ミミちゃんは飼い主さんの愛情がたっぷりと詰まった手編みのマフラーで心も体もぽっかぽかです。
(Hint-Pot編集部)