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アメリカ人が「死ぬまでに日本でやりたいこと」 日本人女性がハワイで聞いた意外なベスト3とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

アメリカ人が話題にすることが多いバケットリスト(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
アメリカ人が話題にすることが多いバケットリスト(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 アメリカ・ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現地で2人の子どもを育てている45歳・主婦ライターのi-know(いのう)さん。この連載では、ハワイと日本のカルチャーの違いなどを紹介しています。新年になり「今年の抱負」を考えた人も多いでしょう。日本人が「今年の抱負」で盛り上がるように、ハワイの人の間では“バケットリスト”がよく話題に上がります。第24回は、ロコがバケットリストに挙げる「死ぬまでに訪れたい場所」についてです。

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「死ぬまでに訪れたい場所」が話題になることも

 日本で新年を迎えると、「今年の抱負」について会話をする機会が増えますよね。

 抱負を考えるのはアメリカも同じで、その名も「New Year’s resolution(ニューイヤース・リソリューション)」といいます。「Resolution」とは決意、誓いの意。ママ友グループでこの話題が上がると、多くの人が「ダイエット」と答えるので、日本もアメリカも変わらないなぁと感じます。

 今年の抱負と似たテーマとして、「Bucket List(バケットリスト)」を友人間で話すことが多いです。これは「生きている間にやりたいこと」をリスト化したもので、とくに「死ぬまでに訪れたい場所」はテーマになりやすいです。

 以下、私の周辺でよく耳にする、ハワイのロコが「死ぬまでに訪れたい場所」の人気トップ3を紹介します。

1. アラスカ
 アメリカ人は豪華客船での旅を夢見る人が多く、なかでもシアトル発アラスカへの船旅が人気を集めています。南国の島に住むロコは、オーロラや氷河など、寒い地域ならではのダイナミックな光景に憧れるのでしょうか。

2. マチュピチュ
 南米ペルーにあるインカ帝国の遺跡。日本からマチュピチュの最寄りの空港までは、飛行機を2回乗り継いで約27時間かかります。ハワイからも同じく飛行機を2回乗り継ぎ、約22時間。40代半ばの身としては、移動のことを考えるだけで疲れるので、若いうちに行ったほうが良さそうですね。

3. アイスランド
 イギリスの北西にある、北欧の島。大自然の中にある温泉施設・ブルーラグーンが有名です。アメリカ東海岸から一番近いヨーロッパの国なので、ニューヨーカーなどからは気楽な旅行先として親しまれています。しかし、ハワイからだと約20時間もかかる行きづらい場所なので、憧れの地になっているのかもしれません。