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「こういう発想が羨ましい」 昆布と梅干で「衝撃的なおいしさ」のおむすびを作る方法 農水省が伝授し話題に
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おむすびはさっと作れますが、つい同じ具材になってしまいがち。しかし、アイデア次第で、おうちにある食材でおいしくアップグレードしたおむすびを作ることができます。農林水産省は、公式X(ツイッター)アカウント(@MAFF_JAPAN)で昆布と梅干を使った「衝撃のおいしさ」のおむすびを紹介しています。
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昆布水と梅干で旨味たっぷり!
おむすびというと、中に入れる具材で変化をつけることが多いでしょう。しかし、炊く段階からちょっとした工夫をするだけで、ひと味変わったおむすびを作ることができるようです。
投稿では、「昆布水と梅干しで炊いたごはんを、おむすびにしてみてください。ごま油を少したらすと風味がさらに増して、衝撃のおいしさになります」と紹介。昆布水とは、昆布を水に浸して作るだし汁のことです。普段から料理に活用しているという人も少なくないでしょう。
同省によると、「昆布水は、水1リットル程度にだし昆布1枚を入れて冷蔵庫で一晩置けば完成します」とのこと。また、だしを取った昆布には「刻んでお味噌汁の具にしたり、炒め物にすると最後まで食べきることができます」といった活用法もあるようです。
フライパンでの炊飯の基本も紹介
1月17日は、1995年に発生した阪神・淡路大震災で、炊き出しのおむすびが被災者を励ましたことから、「おむすびの日」に制定されています。そのため、同省は直径26センチメートルのフライパンに米や具材を入れ、カセットコンロで炊いたごはんで、おむすびを作りました。
【材料】
米 1合
昆布水 220ミリリットル
昆布 1枚(昆布水をとった後のもの)
梅干し 1個
投稿では、基本的なフライパン炊飯の方法も紹介しています。
○基本の「フライパン1合炊飯」
【作り方】
1. 米1合に対して水220ミリリットルを入れる。
2. 短時間で炊くために、浸水時間を30分程度とることが重要
3. フライパンのフタをしたまま、強火で1分、弱火で5分加熱する(浸した水がなくなっていなければ、水がなくなるまでさらに加熱する)。最後に、強火に戻して1分加熱する。火を止めて5分以上蒸らす
4. 様子を見て、米が好みの固さになったら完成。フタを開けるときは、湯気でのやけどに注意
投稿は大反響を呼び、1.2万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「こういう発想というかセンスが羨ましい」「これはおいしそう!」「明日作ります!」などの声が寄せられています。もちろん炊飯器で作ることもできますが、万が一に備えて、フライパン炊飯の練習を日頃からしておくことが大切ですね。
(Hint-Pot編集部)