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「山々も自然もどれも美しかったですが…」 ドイツ人が初めての日本で「興味深い」と感じた場所とは
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訪れた地の風習や文化に触れ、新しい価値観や発見を得ることも、旅の魅力のひとつでしょう。初めて日本にやってきたドイツ人は、母国ではあまりなじみのない場所がとくに気に入ったようです。それはいったい、どんなところだったのでしょうか。
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友人の挙式のため初訪日
ドイツ人のパトリックさんは、京都で行われる友人の結婚式に参列するため、一緒に参列する友人2人と日本を訪れました。今回の訪日に合わせて約3週間の休暇を取り、3人で半年前から旅の計画を練っていたといいます。
結婚式に参列したあと、関西エリアからレンタカーや電車を使って移動。長野や富山などをめぐり、そして旅の最終地である東京にやってきました。
今回が初訪日のパトリックさんは、食事や観光など、日本でさまざまな体験を楽しんでいるようです。とくに、日本アルプスの壮大な自然が広がる長野での滞在が印象深かったといいます。
「日本の神社やお寺が好きになりました」
「山々も自然もどれも美しかったですが、日本の神社やお寺が好きになりました。大きい鳥居と、仏像など像もたくさんあって。教会にはない大きな庭や、自然とともにある神社やお寺も興味深かったです」
なかでも善光寺の壮大さには圧倒されたそう。善光寺は約1400年の歴史を持ち、日本最古といわれる秘仏が安置されている無宗派の寺院。「遠くとも一度は参れ善光寺」と言い伝えられるほど、古くから多くの人々の心のよりどころとなっています。
「善光寺では、思い出に数珠を買いました。気に入っています」と、パトリックさんは笑顔で語ってくれました。残りの滞在でも、食事や文化など日本ならではの体験をたくさんしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)