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「25年前のわたし」が着ていた祖母お手製のドレス 再現して娘が着用 比較写真に驚きの声
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昔の写真と同じ服装や構図の写真を撮影し、並べて投稿する比較写真が、SNSで大きな話題になることもあります。X(ツイッター)で11万件もの“いいね”を集めているのは、25年前の自身の写真と現在の娘の写真を並べた投稿。祖母が作ってくれたというドレスを参考に、新たに娘のドレスを制作したというから驚きです。投稿者のあしゅ(@yukytp40209)さんに詳しいお話を伺いました。
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「娘にも同じデザインのドレスを作ったよ」
「約25年前に祖母が作ってくれたドレスが素敵すぎたので、娘にも同じデザインのドレスを作ったよ」
そんなコメントを添えて投稿された、2枚の写真。1枚目は「25年前のわたし」で、ドレスを着た小さな女の子が写っています。水色のリボンが胸下にあしらわれたパフスリーブのドレスは、まるでプリンセスのよう。レースのスカートにはタックが入っており、ふんわりと広がるデザインがとてもかわいらしいです。
そして、2枚目は「今日の娘」。着ているのは1枚目とそっくりな、まるでそのままとっておいたかのようなドレスです。裾につけられたレースがギャザーになっており、ゴージャス感が増しています。
ふたりとも階段を下りながらドレスを左手でつまんで、同じポーズを取っていて感動的です。投稿は話題になり、11万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「かわいい」「めちゃめちゃ素敵なお写真」「25年前にこれを作った祖母は何者やねん。デザインの怪物か何かなの?」「小さなプリンセス」「おばあ様の愛がお嬢様へとつながれていく、素敵な仕立てですね!」「遺伝子がすごい」などの声が寄せられました。
祖母の影響で洋裁を始めた

娘さんの“着たい”を叶えたいと、独学で洋裁を始めたというあしゅさん。きっかけは、洋裁が得意な祖母の影響でした。
「東京ディズニーランドの『ディズニー・ハロウィーン』で仮装をしたくて、祖母と一緒に衣装作りをしたのがきっかけでした。祖母は養護教諭だったのですが、洋裁系の学校に通っていたと聞いたことがあります。私が洋服を作るようになったのは祖母のおかげなので、遺伝としか感じられません(笑)」
話題になったドレスは、年末に実家で昔の写真を整理していたとき、「25年前のわたし」の写真をたまたま見つけたのが始まりでした。写真を見た娘さんが「ドレスかわいい!」と言ったため、あしゅさんは、弟さんの結婚式に参列するときのドレスとして作ることに。
「実際に着て、娘は大変気に入っていましたし、『ママと同じだね』と喜んでいました。祖母は高齢のため結婚式に参列できませんでしたが、今は施設にいるので、次回訪問の際に写真や動画を見てもらおうと思っています。親戚からは『懐かしい!』『見たことがある』と好評でした!」

祖母の才能を受け継いだあしゅさんは、インスタグラム(yukytp40209)でも作品を紹介しています。素晴らしいドレスと娘さんとの日々を、これからも楽しみにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)