育児・家族

ほめられると泣く娘 “自己肯定感”を失わないよう試行錯誤した母の漫画が大反響 「世界中の人に知ってほしい」

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん】

娘の特性に合わせた「3つのほめルール」で対処!

 近年、「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。こと育児に関しては、「子どもの自己肯定感を高める方法」や「子どもの自己肯定感が低いのは親のせい」など、親の態度や叱り方、ほめ方を指摘されることが多くあります。そういった意見を見聞きし、意識的に子どもをほめるようにしているという人も多いでしょう。しかし、もし自分の子どもが「ほめられるのが苦手」な子だったら、どう対処していけばいいのでしょうか。ほめられると泣いてしまうという2歳の娘との向き合い、娘のためにカスタムしたというほめ方のルールをまとめたエッセイ漫画が話題になっています。作者の女性に話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

 3歳と1歳の姉妹を育てるさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんは、昨年の夏からSNSで育児エッセイ漫画を配信しています。ツイッターを使い始めてから気が付いたのは、悩みを発信すると、「こんなふうにしてみては?」「うちではこうしてます!」など、すぐにさまざまな返事がくること。また、同じ悩みを持ち、試行錯誤している他の親たちのリアルな経験談を聞くことができることだったそうです。

 幼稚園年少の長女がまだ2歳だった頃、ほめられると泣きだしてしまうようになり、理由がわからずとても悩んでいたことがありました。しかし、その頃はまだツイッターを使っておらず、「もし、あの頃この問題を投げかけていたらどのような反応があっただろう」と興味を持ち、漫画にまとめてみることにしたそうです。

 その時の対処法としては、実母に意見を聞きつつ、長女の性格に合わせ「上手」という言葉を封印。しかし、上手を禁句にしてからはほめること自体が怖くなってしまったこともありました。それでも「うまくいかないときも自己肯定感を失わない、お守りになるような言葉がけをしてあげたい……」と思ったさざなみさんは、3つの「ほめルール」を作ります。

「具体的にほめる」「過程をほめる」「得意を見つけてほめる」というルールを決めました。そうして声かけをすると、以前とは打って変わって長女も満足げな様子になり、長女の心に届いているのを実感しているそうです。

 さざなみさんは漫画を公開する前、正直あまり共感されることはないだろうと思っていました。しかし、瞬く間に大きな反響を呼び、特に驚いたのは、作中の親に対してよりも2歳の子どもの気持ちを理解してくれる人が多かったことでした。

 意外にも自分もそうした子どもだったという人が多く、当時はどんな感情だったのか、不安や焦燥をどのように昇華していたか、成長過程、親との関わりはどうだったか……など、アドバイスをくれる人もいたそうです。

「まるで過去の自分を私に託すような助言の数々。その重みと共に大切に受け取りました」とさざなみさん。その他にも、「これは世界中の人に知って欲しい」「素晴らしいですね」「視野が広がりました」など、子どもの有無に関わらず、多くの人から感想コメントが寄せられました。

 現在、長女は幼稚園生となり、たくさんのお友達ができました。「長女が新しいことに挑戦する姿を見る機会が増え、失敗にも大らかにおどけるようになってきたのは確かです。これからも成長を見守り続けたいと思っています」と、さざなみさんはいいます。これからも成長に合わせ、ほめ方ルールをカスタムし続けていくそうです。

(Hint-Pot編集部)