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「『ペンギン歩き』が基本」 雪道や凍結した道路を安全に歩くポイント 政府広報が注意喚起

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

雪道の歩き方にはコツや注意すべきことも(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
雪道の歩き方にはコツや注意すべきことも(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 日本気象協会によると、南岸低気圧の影響で寒さが強まり、関東甲信では冷たい雨や雪が降っています。厳しい寒さはまだ続くため、この冬にまだ降雪していないところでも今後、積雪や路面凍結などに注意が必要です。政府広報オンラインの公式X(ツイッター)アカウント(@gov_online)は、雪道や凍結した道路を歩く際のポイントを投稿。安全な雪道の歩き方などを紹介し、転倒などに気をつけるよう呼びかけています。

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「転倒を防ぐための注意をしましょう」

 雪に不慣れな地域では、少しの積雪でも交通に大きな影響が生じるほか、転倒などの事故で大けがを負うおそれがあります。同アカウントは「路面の凍結に注意」の書き出しで、雪による転倒に注意喚起。

「雪が少ない地域でも、積雪や凍結によって歩行者の転倒が発生しやすくなります。外出時は滑りやすい場所を避け、靴底が滑りにくいものを選ぶなど、転倒を防ぐための注意をしましょう」と、呼びかけています。

 投稿に添えられた画像では、雪道や凍結した道路を歩く際に歩行者が注意すべきポイントを紹介。雪道の歩行で注意すべき場所のほか、安全な歩き方のコツなども説明しています。

【雪道を安全に歩くポイント】

○小さな歩幅で歩く
 歩幅を小さくし、ゆっくりと歩く「ペンギン歩き」が基本です。

○靴の裏全体で歩く
 重心をやや前にして、靴の裏全体を路面につけるように歩きましょう。滑りにくい靴底(摩擦係数が高いゴム長靴など)を選ぶと効果的です。

○両手はポケットから出しておく
 バランスを取ったり、転倒時の受け身を取ったりするために、両手はポケットから出して歩きましょう。

○身に着けるものの工夫
 転んだときの安全のために帽子や手袋を着用するのも安全対策のひとつです。

 滑りやすい路面を歩く際は足元に気を取られがちですが、「屋根から落ちる雪や氷にも注意が必要です」と、周囲の安全にも目を向けるよう促しています。

 本格的な雪にならなくても、みぞれが降って路面がシャーベット状になったり、凍結したりすると、積雪と同様の危険も。気象情報をしっかり確認し、安全に行動できるよう気をつけたいですね。

(Hint-Pot編集部)