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「とにかくうるさいです」 オーストラリア人が日本と母国を比べてびっくり 「行儀がいいな」と思った行動とは
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日本に来て、独自の習慣や文化に触れて驚く外国人観光客は少なくありません。オーストラリア人の男女は、滞在中に共通して感じた日本の印象があるそう。それはいったい、どんなことだったのでしょうか。
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白馬村でスノーボードを満喫するため訪日
オーストラリアの西海岸に位置する都市、パースから日本へやってきたアンティさんとエープリルさん。10日間の滞在予定で、長野県の白馬村と東京で5日間ずつ過ごす計画です。
「アンティが来たいと言ったので、今回は日本に来ました」と、エープリルさん。過去に1度、日本を訪れたことがあるというエープリルさんに対して、アンティさんは初訪日です。
「白馬村の雪はとても素晴らしいと聞いていたので、行ってみたいと思っていたんです」と、うれしそうにアンティさんは話します。エープリルさんは前回も白馬村を訪れたそう。今回はふたりでスノーボードを楽しみました。
「とにかくきれいで静かなところにも驚きです」
そんなふたりには、滞在中に共通して感じていることがあるといいます。それは日本の静かさです。
「とにかくきれいで静かなところにも驚きです」とアンティさんが口火を切ると、エープリルさんも同意します。
「確かに、人が騒がしくないですよね。パースだったら、なぜか知らないけど、叫んだり大声を出したりする人がいて、とにかくうるさいです」
日本では、公共の場だとマナーとして静かに振る舞うことが一般的です。電車内をはじめ、多くの人が集う場では、スマートフォンでの通話や大声での会話を控えるなど、周囲に迷惑がかからないよう行動します。そんな日本の人々を見て、暗黙のルールに驚く外国人観光客は少なくありません。
「電車に乗っていても静かで、電話で話したりしないのは行儀がいいなと感じます。私はすごく好きです。だって車内でぺちゃくちゃ話していたら、何を話しているのかみんなに知れ渡ってしまいますよね」
エープリルさんは、日本のマナーの高さに好印象を抱いたようです。日本の冬を満喫しているふたり。残りの滞在期間でも、日本でしかできない体験を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)