カルチャー
スターバックスがきっかけで虜に イギリス人が毎週のルーティンにするほど好きになった日本ならではのものとは
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日本独自の食文化に触れるため、訪日する外国人もいることでしょう。長期滞在中のイギリス人は、10年来ハマっているものがあるそう。虜になった日本ならではの食材とは、いったいなんなのでしょうか。
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日本文化や歴史を勉強するため長期滞在
イギリスの首都ロンドン北部出身で、昨年8月に日本へやってきた、アリスさんとスカイさん。現在は日本に長期滞在中で、日本語や文化、歴史について勉強しています。
そんなスカイさんには、日本へ来て毎週楽しんでいる食材があるそうです。
「私は抹茶が大好き。イギリスのスターバックスの飲み物は、甘いものが多いんです。でも、抹茶はそんなに甘すぎない。多分10年くらい前かな、イギリスで抹茶ドリンクが出たときからの抹茶ファンです」
日本を代表する食材のひとつである、抹茶。日本食ブームの影響や健康志向の高まりによって、日本茶の輸出量はこの10年間で2倍強にまで増えているのだとか。農林水産省の公式ウェブサイトによると、とくに抹茶を含む粉末茶の需要が拡大しており、2022年の輸出額は約219億円と、過去最高額を記録しています。
スカイさんは、イギリスのスターバックスの抹茶ドリンクがきっかけで虜になり、今では毎週月曜日は抹茶カフェをめぐる「抹茶マンデー」と決めているほど。抹茶を使ったさまざまな和スイーツを堪能しています。
「最近のお気に入りは、浅草の『お濃茶スイーツ工房』。あと、最近行った京都では、『京はやしや』の抹茶パフェが最高だったわ!」
半年後に帰国予定だというふたり。残りの滞在でも、日本でしかできない特別な経験を重ねてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)