外国人観光客が驚くことのひとつが、日本の治安の良さです。日本人にとっては当たり前のことでも、外国人が目を疑うような光景は多くあります。今回は、訪日外国人が日本の安全性を感じて驚いたこと3つを紹介します。

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クロアチアだったら「5分で盗まれます」

「誰も触れないし、そのまま」　日本の異常な光景に目を奪われたクロアチア人　驚いた理由とは

　クロアチアから初めて日本へやってきた、ルカさん。2週間滞在し、東京や広島、大阪、京都などをめぐる予定です。

「日本は安全です。大阪へ行ったときに、その辺の道に自転車が10台くらい停めてあったんです。でも誰も触れないし、そのままです」

　クロアチアだったら、放置された自転車は「5分で盗まれます」というルカさん。自転車先進国といわれるヨーロッパでは、なんと5分に1台の自転車が盗難に遭うともいわれています。そのため、路上に停められた自転車が盗まれることなく、そのままになっている光景にとても驚いたようです。

「日本をひと言で表すとしたら、快適、そして安心」

「ロシアでは目を離したら二度と戻ってこない」　ロシア人親子が日本の治安に感動　電車内の様子で驚いたこととは

　父親の出張に併せて、ロシアからやってきた娘のリサさんと母のダリアさん。8日間滞在し、六本木や銀座、渋谷、お台場など都内を中心に、関東近郊をめぐる予定です。

「日本をひと言で表すとしたら、快適、そして安心。これに尽きます。『あぁー』と、心から安心できるんです。インフラは整っているし、交通も発達している。なんでもあります」

　ダリアさんには、ロシアと日本の大きな違いを感じる場所があったといいます。それは、移動で利用した電車でした。

「電車に乗っていても、みんなスリに警戒する素振りがありません。ロシアでは何かを落としたり、目を離したりしたら、二度と戻ってこないです」

　日本の電車では、スマートフォンをいじったり、居眠りをしたりと、リラックスして過ごす人がたくさんいます。そんな光景を目の当たりにして、ダリアさんは日本の治安の良さを身をもって感じたようです。

10代中頃までの子どもをひとりにすることに不安と恐怖がある

「マドリードでは、まずあり得ない」　子どもを持つスペイン人が驚愕　日本ではよく見かける光景とは

　スペインの首都・マドリードからやってきた、フアンさんファミリー。息子のレオくんは、今回が初めての訪日です。フアンさんは6回目、ヴァネッサさんは5回目という親日家で、15年ぶりの訪日となりました。

　フアンさんとヴァネッサさんは、母国では決して見かけない、日本では当たり前のある光景に目を疑いました。

「レオと同じくらいの歳の子どもが、ひとりで電車やバスに乗っているのを見て驚きました。スペインでも、小さな街であれば、ひとりで学校まで歩くことはあるかもしれません。しかし、マドリードだと、10代中頃まではまずあり得ないです」

　今は、基本的に車でレオくんの送り迎えをしているというヴァネッサさん。「子どもがしっかりしている証拠でもあるかもしれません」と話しつつ、その光景に日本の治安の良さ感じたようです。

（Hint-Pot編集部）