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「人間関係など、複雑なところはある」 イタリア人がそれでも日本に住みたい理由 「一年中、部屋に飾って」いる意外すぎるものとは
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日本の独特なルールやマナーに戸惑う外国人は少なくありません。しかし、なかにはそうした規律ある平和な日本が好きだという人も。1年8か月前から日本で暮らすイタリア人男性は、日本での暮らしはとても癒やされるものだと話します。そんな彼には、見ているだけで心が落ち着くことから、部屋の中に飾っている意外なアイテムがあるそうです。伝統行事に用いるものですが、とても気に入っているものとは何なのでしょうか。
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日本の漫画やアニメを観て「世界は広いなぁと感動」
配信映画やドラマ、CMなどに出演するなど、東京でモデルや俳優として活動している、イタリア人のエドアルド・スフェッレッラさん。2023年6月頃から日本で暮らし始め、現在はイタリアに一時帰国中です。
そんなエドアルドさんは、子どもの頃から日本の漫画やアニメを観て育ったそう。日本に行きたいと思うようになったのは、中学生のときでした。
「漫画やアニメの登場人物が、イタリア人とはかなり違って、世界は広いなぁと感動しました。それと同時に、あんなに遠いところが存在するなんてという驚きも。気がついたら、日本へ行きたくなっていました」
高校生になると、エドアルドさんは日本の武道・極真空手を始めました。その後、26歳の頃に旅行で初めて日本を訪れ40日間滞在。ますます日本に魅了されたエドアルドさんは、日本語を独学で勉強し始めます。
そして、2023年6月に興行ビザを取得。念願の日本移住を叶えました。
「見ていると落ち着いて安らぐんです」
日本の一番好きなところは「平和」だとエドアルドさん。さらに、日本での暮らしは心が休まり癒やされると話します。
「もちろん人間関係など、複雑なところはある。でも、日本は静かな場所が多いので、それがすごくありがたいですね。イタリアはどこでもみんながうるさいですから。そこもイタリアの良さで、好きなところでもあるけれど……」
そんなエドアルドさんには、とても気に入っている、日本ならではの意外なものがあるそうです。それは、鯉のぼり。
「一年中、部屋に飾っています。見ていると落ち着いて安らぐんです」
風に吹かれてゆらゆらと、気持ち良さそうに空中を泳ぐ鯉のぼり。確かに、見ているだけで清々しい気持ちになります。
また、鯉のぼりは、日本の伝統行事である端午の節句の飾りであると同時に、立身出世の象徴です。俳優としていつか、三池崇史監督や石井岳龍監督、北野武監督と仕事をしたいと夢見ているエドアルドさんにはぴったりの縁起物ですね。
すっかり日本での生活になじみ、将来的に「できることなら、日本とイタリアを行ったり来たりできる生活をしたい」と話すエドアルドさん。たとえ困難なことがあっても鯉のぼりのように諦めないことでしょう。エドアルドさんのさらなる活躍が楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)