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「忘れがちなライフハック」 貼らないカイロを長持ちさせる方法 警視庁のおすすめテクに驚きの声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

冬に大活躍する使い捨てカイロの賢い利用法が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
冬に大活躍する使い捨てカイロの賢い利用法が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 寒い日の必需品、使い捨てカイロ。しかし、朝に開封すると、夕方には発熱しなくなっていることがあります。なるべく長く使用できるとうれしいですよね。警視庁警備災害対策課は、公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)で、以前大反響を呼んだという、貼らないタイプのカイロを長持ちさせる方法を引用リポスト。再注目を集めています。

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空気をしっかり抜いて密封するのがポイント

 同課は、2020年1月に1.3万件もの“いいね”を集めた投稿を、引用リポストしました。それによると、X担当者さんは自転車通勤をしており、普段から使い捨てカイロを愛用しているとのこと。職場に到着後は、カイロを長持ちさせるためにある工夫をしているといいます。

 その方法とは、「密封ポリ袋に入れる」こと。貼らないカイロは、中の鉄粉が空気中の酸素と反応して、酸化する際に発生する熱を利用します。そのため、空気に触れない状態にすれば、その反応を止めることができるそう。担当者さんは、「冷めた状態となり再度、取り出したときに発熱します」と説明しています。

 密封できるポリ袋は、100円ショップでも購入可能だそう。また、カイロより一回りくらい大きいものを利用すれば、無駄な空気が入りにくいといいます。ポイントは、空気をしっかり抜いて密封すること。袋に入れたのにカイロが冷えないと感じた場合は、もう一度空気を抜いてから閉じ直すようアドバイスしました。

 今回の投稿の引用リポストには、「え! カイロって途中で冷ましてまた使えるの?」といった驚きの声が。「覚えておきたい役立つ知識」「これは登山やアウトドアなんかでも良いですね」「発想の勝利」「時々聞くけど忘れがちなライフハック」など、称賛も寄せられています。

 実際に活用してみて、担当者さんは「通算の発熱時間は継続して使った時と同じくらいと感じています」とのこと。厳しい寒さはまだまだ続きます。エコにも節約にもなる方法を賢く使って、快適に冬を乗り越えたいですね。

(Hint-Pot編集部)