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「文句を言っていました」 カナダ人ママが日本で困ったこと 「カナダのはもっとスポンジみたい」と思った意外な食べ物とは
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日本には海外生まれであっても、おいしく進化した食べ物がさまざまあります。子どもたちとともに日本を初めて訪れたカナダ人は、カナダで普段から食べているものの味が、日本では大きく違うことに驚いたといいます。意外すぎるその食べ物とは、なんだったのでしょうか。
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食べ慣れないものを口にしない 子どもたちが感じた違い
10日間の滞在予定で、カナダから日本を訪れているマリアンさん一家。お母さんの75歳の誕生日を記念して、4人の子どもたちや兄など、総勢8人での家族旅行です。
全員、日本へ来るのは初めて。そのため、日本食を楽しみにしているかと思いきや、子どもたちはそうではなかったようです。
「子どもたちは、10歳から17歳までの4人。みんな食べ慣れないものを口にしないお年頃のため、日本でもマクドナルドばかり食べていました。子どもたちにはマクドナルドでお腹を満たしてもらって、そのあと大人たちの食事に付き合ってもらう感じです(笑)」
「ちゃんと肉の味がしておいしい!」と大人は思ったものの…
大人も子どもも満足できるアイデアに見えますが、マリアンさんによると、子どもたちが納得いかないことはほかにもあったそうです。
「日本のマクドナルドのナゲットは『カナダと違う』と子どもたちは文句を言っていました。日本のほうがチキンをより感じられるんですね。カナダのはもっとスポンジみたいというか……」
同じメニューであれば、母国と同じ味を楽しめると思っていた子どもたち。しかし、世界最大のファストフードチェーンであるマクドナルドでは、各国の文化や嗜好に合わせた味付けやメニューが提供されています。子どもたちはその違いに違和感を覚えてしまった様子。
「私たちからすると、『ちゃんと肉の味がしておいしい!』となるのですが、子どもたちはまだ視野が狭いみたいです。きっと大人になって、あのとき日本食を食べておけば良かったと後悔するんでしょうね(笑)」
日本とカナダの文化の違いを感じたマリアンさんの子どもたち。再訪日した際には日本食の魅力を再発見するかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)