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「ヤバイ、集団脱走」 鮮魚店で8割のパックが破られる珍事件→まさかの“犯人”とは
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毛ガニの脱走劇を楽しみにしているお客さんも

新鮮な海の幸を求めて、全国各地から多くのお客さんが訪れるという荒木鮮魚店。毛ガニは店頭に並ぶ前日にパック詰めされ、ショーケースの中で冷蔵保存しているそうです。話題の一枚が撮影された日は、いつもより店頭に並ぶ予定の数が多かったため、壮観な光景が広がっていたといいます。
「ショーケースの中は冷蔵状態がずっと続いているので、時間が経っても鮮度は保たれています。また、しっかりガードしているため、毛ガニがショーケースから落ちることもありません」
こうした毛ガニの脱走劇は「割とよくある」とのことで、それを見るのを楽しみに足を運んでくれるお客さんもいるとか。今回の毛ガニの脱走ぶりを見て「今日のカニも活きが良いなと思いました」と、ゆうきさんは振り返ります。
「脱走していない毛ガニもいましたが、ただ脱走していないだけで生きているため、ほかの毛ガニと鮮度は同じです。カニにも性格があり、活発な個体もあれば、おとなしい個体もあります。毛ガニが脱走しないように、紐などで縛って動かないようにする方法もありますが、活きの良さを実際に目で見て楽しんでもらうためにも、パック詰めをしています」
脱走した毛ガニたちは、もう一度重さを量り、新しいトレーとフィルムを用意してパック詰め直されています。毛ガニの大きさなどによって価格は変動しますが、この日は100グラムあたり598円で販売され、350~600グラムほどの毛ガニが並びました。
同店の毛ガニは生で刺身にしても食べられますが、ゆうきさんのおすすめの食べ方はボイルだそう。「そのほうが、甘みが出ておいしいです。毛ガニはカニのなかでもカニみそが多いので、カニみそも味わってほしいですね」と教えてくれました。

世界3大漁場のひとつ、三陸沖に位置する陸前高田市。親潮と黒潮に加え、山に積もった雪解け水を含んだ栄養のある海で育った魚介類が、毎日水揚げされています。ゆうきさんは荒木鮮魚店のXアカウント(@Arakisengyo_yu)やインスタグラムアカウント(arakisengyo_yuki)で、陸前高田市で獲れた海の幸の魅力を発信。毛ガニはもちろん、店頭に並ぶ新鮮な魚などの情報も知ることができますよ。
(Hint-Pot編集部)