ふっくらとしてかわいい柴犬のほっぺ。ほかのいぬなどに噛まれた際にけがをしないよう、皮膚が伸びやすくなっています。そんなもちもちほっぺに魅了されるのは、人間だけではないようです。X（ツイッター）では、“わんプロ”（いぬ同士がプロレスのようにじゃれ合って遊ぶこと）をする2匹の柴犬が、4.3万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「噛まれるものだと覚えてしまった」

「噛まれ慣れしてきました」

　そんなひと言が添えられた写真には、黒柴にほっぺを甘噛みされる赤柴が写っています。悟ったような落ち着いた表情を浮かべていおり、抵抗することなく黒柴の噛みつきを受け入れているようです。

　投稿には4.3万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「悟ったような表情……」「噛まれるものだと覚えてしまった」「もっちりチェック!!」「もっちゃぁぁぁぁ」「噛みたくなる気持ち、ちょっとわかるー」など、さまざまな声が寄せられています。

“わんプロ”の末の甘噛みには理由が？

　事件の主役は、おっとりした黒柴で5歳の「あさ」ちゃんと、元気いっぱいな赤柴で3歳の「のん」ちゃん。あさちゃんは、食べることが大好きなマイペースさん。一方ののんちゃんは遊ぶことが好きで、ちゃきちゃきとした性格をしています。

　写真が撮影されたのは、2匹が“わんプロ”をしていた最中のこと。のんちゃんがしつこく絡みすぎたため、あさちゃんが「やめなさい！」と言わんばかりにほっぺをパクッと噛んだ瞬間だといいます。

「のんは『おとなしくしておけばやり過ごせる』、そんな感じでした。丸顔なこともあって、のんの顔は噛みやすいようです」

　その後、2匹は疲れてしまったのか、「爆睡していました」と飼い主さんは振り返ります。

「あさが“姉”なので完全に縦の関係はできあがっていますが、いつものんのことを心配しています。暴れまくって怒られながらも、仲がいい2匹なんだろうなと思っています」

　日頃の“わんプロ”では、元気いっぱいののんちゃんが積極的に仕掛けますが、ときどきあさちゃんにビシッとたしなめられることも。それでも、のんちゃんは懲りずに甘え、あさちゃんもそんな“妹”をしっかり受け止めているようです。

　どんなときも一緒にいることが多い、あさちゃんとのんちゃん。次はどんなかわいい応酬を見せてくれるのか、楽しみですね。愛らしい2匹の日常は、飼い主さんのインスタグラムアカウント（asa.n.kuroshiba）でも見ることができますよ。

○取材協力：豆柴あさのん　YouTubeも見てね（@AsaMameshiba）さん

（Hint-Pot編集部）