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「迷子になって困ってしまった」 アメリカ人が日本で大変だったこと 困惑を招いた光景とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

アメリカ人の(左から)ケリーさん・マシューさん夫妻と、マシューさんの両親のスティーブさんとキャロルさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカ人の(左から)ケリーさん・マシューさん夫妻と、マシューさんの両親のスティーブさんとキャロルさん【写真:Hint-Pot編集部】

 本場の日本食を楽しみに、日本へ来る外国人観光客は数多くいます。しかし、文化の違いから思わぬことに手間取って、スムーズにいかないことも。アメリカから訪れたファミリーは、行きたいレストランの看板を見つけたにもかかわらず、「迷子になって困ってしまった」といいます。なぜだったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

息子夫妻と一緒に観光するアメリカ人夫妻

 アメリカの首都・ワシントンから、初めて日本を訪れたスティーブさんとキャロルさん夫妻。先にアラスカから訪日していた息子のマシューさん・ケリーさん夫妻と合流し、4人で広島や京都を観光しました。

「広島の平和記念公園が心に残りました」と、キャロルさんは話します。

 平和記念公園内には、原爆ドームをはじめ、広島平和記念資料館、平和の願いを込めて設置された数々のモニュメント、被爆樹木のアオギリなどがあります。戦争の悲惨さを知り、平和への思いを馳せる場所に、外国人観光客も多く足を運んでいます。

看板を見つけても高層ビルで場所がわからず迷子に…

 日本での食事もファミリーで楽しんでいるといいます。ただ、東京では少し苦労したこともあったそう。息子のマシューさんが、ちょっぴり残念そうな顔で明かしてくれました。

「食べたいと思ったレストランは、ディナータイムではどこも予約なしだと入れませんでした。ランチは大丈夫だったのに……。それが大変でした。お店を探そうと街を歩きましたが、レストランの看板を見つけても、東京は高層ビルが多いから、入り口やお店がどこにあるのかわからなくて迷子になって、困ってしまいました(笑)」

 お目当てのレストランに入れず、別のレストランを探そうと街をさまよい、ようやく看板を見つけたもののビルが立ち並んでいて場所がわからず、さらに迷うことに。ディナーを食べるのにかなり時間がかかったことを、マシューさんは打ち明けてくれました。

「前もって行きたい場所をちゃんとリサーチして、確認して予約を取っておかないとダメですね」と苦笑い。次こそは迷わずスムーズに食事を楽しめるよう、残りの滞在も満喫してくださいね。

(Hint-Pot編集部)