バナナやリンゴ、長ネギ。食卓によく並ぶ食材ですが、少し見方を変えるだけでおもしろい発見ができることもあります。X（ツイッター）では、なにげなく撮影したという一枚の写真が18万件もの“いいね”を集め、大きな話題に。投稿者の生き様（@sutesuteke）さんに詳しいお話を伺いました。

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リンゴを床に落としてしまったのが投稿のきっかけ

「デッサンみたいな買い物したな」

　そんなコメントが添えられた写真には、床の上に置かれた3つの食材が写っています。袋入りのバナナにツヤツヤとしたリンゴ、そして1本の長ネギです。

　投稿した生き様さんによると、この日は夕食でネギを使いたかったのですが冷蔵庫になかったため、買い物に出かけました。もともとネギだけを買うつもりでしたが、2歳のお子さんのお友達が遊びにくる予定があったため、フルーツも併せて購入したそうです。

　そして買い物から帰宅後、冷蔵庫へ食材を移す際に、リンゴを床に落としてしまいました。その様子がなんだかおもしろいと感じて、写真を撮影したそうです。

「リンゴの影がいい感じで、まるでデッサンの課題だなと思いました。ただ、私にデッサンの経験はありません。リンゴが、よくデッサンの画題になるイメージがあるくらいの知識です」

実際に描いて投稿する人も

　この投稿には、なんと18万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「お、絵になりますね」「これはデッサンだー！（笑）」など、共感の声が。その一方で「ネギデッサンは見たことねえ　算数に見える」「ネギが場違い感半端ない」など、長ネギに違和感を覚えた人もいたようです。

　なかには、「実写みたいな色鉛筆画を描く人がデッサンしそう」という人も。その予想は的中し、写真を基に実際に描いた絵を送る人もいました。

　購入した食材は、「本来の目的のために使いました」とのこと。長ネギはカオマンガイに使い、フルーツは子どもたちがおいしく食べたそうです。

　大反響を受け、「デッサンというか、模写をされる人などが本当に出てきて楽しかったです。また、『こういう感性で生きていきたい』という引用リポストがあったのは、うれしく思いました」と教えてくれた生き様さん。豊かな発想で、毎日の生活に彩りを添えていきたいですね。

（Hint-Pot編集部）