日本を訪れる外国人観光客のなかには、宗教やライフスタイルなど、さまざまな理由で食べられるものが限られている人もいます。それでも、日本で食事を楽しもうと、工夫を凝らしているようです。ヴィーガンのオーストラリア人男性は、日本で食べられるものがあるか不安だったそうですが、毎日食べても「飽きない」というグルメに出合ったといいます。いったい、どんなものに魅了されたのでしょうか。

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初訪日で3週間滞在　東京観光を満喫

　オーストラリアのパースからやってきた、アッシュさんとアランさん。ふたりとも今回が初訪日です。3週間の滞在で、東京や長野、京都、大阪をめぐる計画をしています。

　すでに1週間ほど東京に滞在し、観光を満喫しているふたり。地下鉄を乗りこなして、新宿や渋谷、銀座などを散策しながら、ショッピングやグルメをゆったりと楽しんでいます。そのなかで、アランさんにはうれしい驚きがあったそう。

「僕はヴィーガンなんです。なので、日本ではヴィーガンの食事を探すのが難しいと思っていましたが、予想したよりはるかに探すのが楽でした」

　そんなアランさんが日本で一番気に入ったグルメは、ラーメンだそう。「毎日ラーメンを食べていますね。まったく飽きないよ！　毎晩ラーメンでもかまわないくらいだ」と、すっかり虜になっていました。

　アッシュさんも日本のラーメンに大満足。アランさんと一緒に、ヴィーガン向けのラーメンも楽しんだそうです。

「さっきもそこで食べたばかりなのですが、とてもおいしかったです。ヴィーガンでも味が良いのがうれしいですね」

　近年、欧米諸国を中心に、ヴィーガンやベジタリアンの人口が増加傾向にあるといわれています。その影響もあり、日本でもヴィーガンやベジタリアン向けのレストランやメニューが増え、外国人観光客からも支持を集めているようです。

　東京を楽しんだあと、長野を訪れてから、京都と大阪を観光するというふたり。これか行く旅先でも、おいしいものに出合えると良いですね。

（Hint-Pot編集部）