家庭で宿題やテストの思わぬ回答を見つけ、驚いたことはありませんか。今、ネット上では、小学1年生のドリルの答えが「これは才能あるわ」と大きな話題を呼んでいます。投稿した兄の翡翠（@Hisui_Clotho）さんに詳しい話を聞きました。

　◇　◇　◇

「小1でこの発想力は、ある意味天才」

「小1の弟まじでww
うさぎがはたけをあらすwwwwwwww」

　21日、翡翠さんが1枚の写真を添えてXに投稿すると、14万件を超える“いいね”が殺到。「間違ってないw」「花丸を貰ってもおかしくないぐらいの正解」「小1でこの発想力は、ある意味天才」「ピーターラビットの世界でマクレガーさんならそう思うよねw」「教師ならこういうのを伸ばしていってほしいなぁ」など多くの声が寄せられました。

　うさぎがにんじんを持って食べているイラストがあり、「（なに）が（なに）を（どうする）。」という問題がもうけられています。

　正解は「うさぎがにんじんをたべる」ですが、翡翠さんの弟は「うさぎがはたけをあらす」と書いていました。

　確かにイラストを見ると、「あらす」という言葉が浮かんできてもおかしくありません。人間が耕した畑の中で、うさぎが収穫前のにんじんをおいしそうに食べているようにも見えます。

「春休みの宿題のドリルの問題でした」と話す翡翠さんも、思いもよらない回答にほっこりです。

「率直に面白い珍回答だと思いました。イラストに描かれたにんじんとにんじんの間の空間をすでにうさぎに荒らされてしまった跡だと認識していたようで、バツを付けて返したらなぜ不正解なのか分からないような反応を示しましたが、正答を教えてあげたところ本人も納得したようで自分の少しズレた回答に笑っていました」

　幼少期の想像力には驚かされますね。

「地理や世界情勢に興味があるようで、日頃から私たちでも知らない国の歴史や世界の国々の国旗について熱く語ることがあります」

　興味や関心がどんどん広がり、成長を実感しているそうです。

　投稿が大きな反響を呼んだことには、驚きを隠せないそう。「何気ない日常の面白い瞬間をフォロワーに共有したいと考えての投稿でしたが、思いの外反響があり驚いています」と、翡翠さんは結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）