育児・家族

どこが変? 6歳のピュアな疑問描く漫画に大人はドキッ 「大切なこと気付かせてくれた」

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:うめ(umemem)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:うめ(umemem)さん】

 テレビ番組を観ていると時々見かけるのが、タレントなど有名人が画力や運動能力を披露する企画。ため息が出るほど美しい文字や素晴らしい絵、驚異的な身体能力には、思わず感動してしまいますよね。では逆に、それらが苦手な有名人の姿や作品を見た時は? 「ウフッ」とつい笑ってしまうことが多いかもしれません。そんな場面で、6歳の女の子は何を思ったのでしょうか。親に投げかけた“素朴な疑問”を描く漫画が注目を集めています。作者のうめ(umemem)さんに話を伺いました。

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子どもの問いかけがどこまでも純粋だからこそ、大人の“心に刺さる”漫画

 うめさんは、主に似顔絵を描くイラストレーターとして活躍中。私生活では、6歳の長女ふーちゃんと2歳の長男こよちゃん、2人の子どもを育てています。

 ある日、テレビのバラエティ番組を観ていたうめさん一家。番組では、タレントさんたちがそれぞれの絵を披露していたそうです。そこに登場したのが、いわゆる“絵心ない芸人”と呼ばれるタレントさん。

「○○さんの絵が、こちら!」と司会者がフリップを出した瞬間、スタジオは爆笑の渦に! 観ていたうめさん自身も思わず、フフッと吹き出してしまいました。ところが……。

「え? この絵、どこが変なん?」

 娘のふーちゃんからの突然の問いかけ。うめさんは娘のまっすぐな目を見て、言葉に詰まってしまいました。そして、何も考えずに笑ってしまった自分を恥じ、「変じゃないよ、ごめんね……」と謝るのが精一杯でした。

 うめさん自身も投稿の中で言っていますが、こうした番組を観て笑うことが悪いということではありません。出演しているプロたちは、自分の絵を見たスタジオの反応込みでお仕事を受けているケースがほとんどでしょうし、そういった場合はむしろ“笑いを取ってなんぼ!”なはず。

 けれど、この漫画を見てハッとする大人は、多いのではないでしょうか。

 そういえば絵の正解ってないよね?
 誰かが何かを見て、それをどう描くかは自由だよね?
 それなのに“変”って思っちゃったのは、何でだろう?

 どこまでもフラットでピュアな子どもの問いかけから、そんなことに気付かされるからです。

「すごく心に刺さった」「心がきれいだなあ」「出した側の意図もあると思いますが、こういう考え方ができるのって本当に素晴らしい」「他意なく聞いた言葉なのかもしれないけど、真剣に描いた絵をそこにいる全員が“変”と罪なく笑ってしまうことに疑問も感じなかった自分に、ハッとしました」「大切なことに気付かせてくれた。ありがとう」

 投稿のコメント欄は、ふーちゃんの問いかけにドキッとさせられた大人たちの声であふれました。