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「ハイシニア犬と暮らしてわかったこと」 15歳の柴犬 8つの“あるある”に共感の嵐 「激しく同意」「6つ当てはまっていました」
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長年一緒に暮らしてきた愛犬との時間は、年齢を重ねるごとにかけがえのないものになります。X(ツイッター)では、15歳9か月の柴犬と暮らす飼い主さんが綴った「ハイシニア犬と暮らしてわかったこと」のリストが話題に。投稿には8つの“あるある”が並んでいます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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飼い主のリアルな思い 柴犬の穏やかな表情に「愛おしい限り」の声も
「ハイシニア犬と暮らしてわかったこと
1. よく寝る
2. ごはんは飼い主の手から食べる
3. 病院代が想像以上にかかる
4. お座りができなくなる
5. 散歩時のクン活が長い
6. 寂しがり屋になった(気がする)
7. かわいさが増している
もう一個あった 8. いびきがでかい」
そんなコメントを添えた写真に写っているのは、白髪交じりでちょっぴり淡い色合いになった赤柴。飼い主さんの腕の中で目を細めており、とても穏やかな表情からは安心しきっていることが伝わってきます。
そして、飼い主さんのリアルな実感がにじむ8つの“あるある”は、動物と長く暮らしたことがある人であれば共感するものばかり。
この投稿には、5000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「激しく同意」「かわいさマシマシです」「6つ当てはまっていました」「7番激推しです!!」「愛おしい限り」などの声が寄せられています。
「生きている姿を見るだけで幸せ」

話題になった柴犬の名前は「しばお」くん。15歳9か月のハイシニア犬です。飼い主さんがお迎えする前から、「しばお」と呼ばれていたそう。飼い主さんも「しばおっていう感じの顔だな」と思ったため、そのまま正式な名前になったといいます。
しばおくんの性格は、ツンデレで繊細。飼い主さんの6歳の甥っ子と2歳の姪っ子が遊びに来ると、ごはんがのどを通らなってしまうのだとか。チャームポイントは白いまつ毛。年齢を重ねるごとにその愛らしさが増していると、飼い主さんはうれしそうに話します。
投稿にあった8つの“あるある”のなかでも、とくに強く感じることがあるかを尋ねると、次のように教えてくれました。
「『7. かわいさが増している』です。若い頃は神経質なところもあり、よく手を噛まれましたが、シニアになり穏やかになりました。できなくなることが増えるなか、一生懸命生きている姿が健気で愛しいです。『8. いびきがでかい』こともびっくりしました」
長生きの秘訣は「よく食べてよく寝ること」。飼い主さんはしばおくんが「生きている姿を見る」「寝息やいびきを聞く」だけでも幸せだと話します。そして、「家に帰るとノソノソ起きて迎えてくれる」といった、日常の一瞬一瞬がかけがえのないものであることを教えてくれました。
シニア犬との暮らしは、確かに手がかかる部分もありますが、それ以上に深く温かな幸せがあります。しばおくんと飼い主さんの姿に、多くの人が共感し、癒やされているのも納得です。
これからも飼い主さんと穏やかな日々を過ごしながら、元気に長生きしてほしいですね。
○取材協力:鮭(@projectshake123)さん
(Hint-Pot編集部)