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「なんだ、このミニバスは!?」 自動車大国のドイツ人パパ 日本で人気の車種に興味津々になったワケ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツ人の夫・ベンさんと舞さん。ノアくんが生まれたばかりの頃【写真提供:舞】
ドイツ人の夫・ベンさんと舞さん。ノアくんが生まれたばかりの頃【写真提供:舞】

 日本人とオランダ人の両親のもと、東京で育ち、3か国語が飛び交う家庭で育った舞さん。現在は、ドイツで2児の母として暮らしながら、家族の日常や育児の様子をYouTubeチャンネル「Trilingual Family ドイツ在住4人家族」で発信しています。今回は、舞さん家族が一時帰国した際、日本で衝撃を受けたことについて伺いました。

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安いのにおいしい 日本で楽しむ食事にノアくんも夢中

 2018年にドイツ人のベンさんとイギリスで国際結婚し、2022年にベンさんの母国であるドイツに移住した舞さん。結婚後、これまでに2度、日本に一時帰国しました。1度目は2022年に長男・ノアくんとふたりで。2度目は2024年に、ベンさんや生まれたばかりの長女・レイラーニちゃんも一緒に、家族4人で里帰りしました。

 昨年の日本滞在中、ノアくんのテンションが上がったのは、日本ならどこにでもありそうな普通のフードコートで食事をしたときでした。海外での暮らしが長い舞さんも、その質と量、そして価格に思わず目を丸くしたとか。

「一番高いメニューでも1000円台後半だったんです。もし同じようなメニューをドイツで食べたら5000円はします。しかも、おいしい。ノアもおいしいと感じていたようで、私の分も『もっともっと食べたい!』と食べてしまったくらいです」

 ノアくんはもともと好き嫌いがなく、なんでも臆せず食べるタイプ。舞さんが家庭で作る和食の影響もあって、生魚なども問題なく口にします。なかでも、寿司は大好物。しかし、ドイツで寿司を食べるのに一番のネックとなるのは価格だそう。

「ドイツでは比較的お手頃なテイクアウト店でも、海鮮丼2つと巻き寿司1パック、計3つで50ユーロ(約8000円)はします。しかもお腹いっぱいにはならない量で、腹8分目といったところです」