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「あまりの文化の違いに呆然」 日本人ママがハワイの遠足で驚愕した理由 日本のお弁当との大きな違いとは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

日本式の遠足との違いに呆然

アメリカで定番のパッケージ弁当「ランチャブル」【写真:i-know】
アメリカで定番のパッケージ弁当「ランチャブル」【写真:i-know】

 さて、遠足から帰ってきた息子に、お弁当について聞いてみました。「ランチャブル」というパッケージ弁当や、なんとマクドナルドの「ハッピーミール」(日本ではハッピーセット)を持参していた子もいたそうです!

 確かに捨てられるけれども……いや待て、アメリカってサステイナブルを推進しているはずでは……。

 しかも、全員分のお弁当を先生が学校で集めてランチタイムまで管理し、当の子どもたちはリュックも持たず、手ぶらでバスに乗り込んだのだとか。

 これを聞いたときは、あまりの文化の違いに呆然としてしまいました。自分のものはすべて自分で管理し、重いリュックを背負いながら遠足した私の小学生時代とはあまりにも違います。あれから約40年経った今も、日本の小学生の遠足はさほど変わらないのではないでしょうか。

 アメリカに住んでいようとも、我が子には日本の良い習慣を身につけてほしいと日々、口うるさく言い聞かせています。ところが、学校に通う年数が長くなればなるほど、子どもたちの“アメリカ人化”が進むことも確かです。

 もちろん、「英語がしゃべれるようになった」「いろいろな人種や価値観に触れられる環境で育つ」といった良い点はたくさんあるでしょう。しかし、それと引き換えに、日本人としての習慣やマナーが身につかないことは、もう諦めるしかないのだろうと思います。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、即フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。大好きな東方神起に取材できたことを機に、日本のキャリアに一区切りをつけ、2013年、単身ニューヨークへ。2015年、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(7歳、4歳)を完璧なバイリンガルに育てるべく奮闘している。